管理人トシの日記

2003年11月27日(木) ムード・テナー

ムード・テナーのサム・テイラーが演奏する「歌謡曲デラックス」というCDセットを購入した。歌謡曲のジャンル毎に分けられた6枚セットである。

ポピュラー曲のものは保有しているのだが、歌謡曲はまだ持っていなかったのだ。かといって別に聴きたかったから買ったわけでもない。
12月20日にある地元の老人ホームでのパーティーで演奏しようと思ったからである。昨年もお呼びがかかっていたが、ハワイアン演奏のため出演できなかった。今年はなんとかなりそうだが、仰々しくハワイアンで繰り出すほどのこともないだろう。

ここで名案が浮かんだ。京都在住のらいらいけん氏が以前にメーリング・リストを通して、同じく老人ホームで歌謡曲やら、唱歌をサックスで演奏して喜んでもらった旨の書き込みがあったのを思い出した。よしこれでいこう。楽器はアルト・サックスよりも、むせび泣くムード・テナーで攻めたほうが私には向いている。
で、参考演奏としてサム・テイラーを選んだわけである。

ここでの演奏は特に変わった演出は何もない。メロディーを淡々と吹いているだけだ。うーん、CD購入の意味はあったのか・・・。まあ、歌い方の参考にでもしてみるか。

ムード・テナーといえば、松浦ヤスノブが思い浮かぶ。もう30年以上になるが、テナーサックスで歌謡曲をやったレコードを買ったことがある。松浦ヤスノブのテナーだった。もうめちゃくちゃサブトーン。音の出だしは息の音から入る。スーッときて音が混じるという感じだ。半分は息の音になっている。
あの有名な石原裕次郎の『夜霧よ今夜もありがとう』のむせび泣くテナーサックスは松浦ヤスノブのようだ。他にムード・テナー、演歌テナーとしては、秋元 薫などがいるが、大量の息の音ということにかけては右に出る人はいないだろう。
どうやって出すんだろう?マウスピースとリードの選定なら買えばすむことであるが、奏法そのものが違うのだったら、本人に聞くしかないか。それに演歌では、グロー・トーンも出さなくてはいけない。要するに指テクではなくて、吹くという技術が必要なわけだ。

それにしてもサム・テイラーのCDはすぐに送られてきた。電話をかけると、「お客様番号を。」続いて「商品番号を。」で支払い方法を言って終了だった。二日後には宅配便で到着した。
今回はすばやく後処理をしたのである。大きな外箱はすぐに処分して、中身は何事もなかったかのようにCDラックに鎮座させた。これでよしと・・・。


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