やっと終わった。
しかし本番はむずかしい。どうしても指が固くなってしまう。まあ、80%のできといったところか。 いままで暗譜などしたことがないので、途中で忘れはしないか、それが一番心配だった。なんとかテーマと変奏の三つは無事通すことができた。聴かす演奏なんかいつのことやら。 ギターは、サックスと違ってかなり繊細である。わずかな指のずれが、もろに音となってあらわれる。相当弾きこまなければだめだろう。
先生が言われた。「ぼくはいつも緊張するよ。ただ、演奏に影響するほどではないので大丈夫なだけだよ。」
また、次の演奏に向けて精進あるのみ。
演奏会の前に、K・恵さんが会場に立ち寄ってくれた。思わず、一曲ご披露申し上げた。本番よりは、いい演奏を聴いてもらったので良しとしたい。 いや、こうして来てくれるということはほんとうにうれしいものだ。ふつう、お願いしてもだれも来てくれはしない・・・。
それにしても、妻にデジカメを渡したのがいけなかった。最後に後ろを振り向いたときは、すでにいなかった。帰ってしまっていたのだ。 あー、スナップ写真を撮ろうと思っていたのに。日記にアップすることができなくなってしまった。
また、言われてしまった。「サックスだけにしといたら」
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