夏野菜が終了した。

きのう、畑をたがやした。秋の野菜を植える準備である。まあ私は、「ポチ」で、この作業をするだけなのだが。 それにしても暑かった。冷夏なのだろうが、天候不順のあとの気温上昇が激しい。そう簡単には、体が順応しないのだ。
今年の夏は、雨が多く、気温も低かったので、病気が多発した。普段、防除をしないので、影響は大きい。毎年楽しみにしてくれる人が多い「いちじく」は、カビがいっぱいわいて、おかしなことになっている。こんなのははじめてだ。さらに「ぶどう」に至っては、果実がやられて、まともなのは半分くらいしかない。
早い時期から、”薬漬け”にしておけば問題ないのだろうが、家庭菜園は無農薬にかぎる。実際、我が家で食するのは、収量のうち、どれくらいだろう、おそらく半分以下かもしれない。病気・虫にやられても、いいとこだけ食べればいいのだから。
スーパーの野菜・くだものは傷もなくきれいだが、農薬はほとんどのもので使用されているだろう。中には、無農薬・有機栽培をうたっているものもあるが、とても高い。輸入農産物にいたっては、大量の劇薬が使用されているのは間違いない。船底で何ヶ月もの保管に耐えうるにはそれ相当の薬剤が必要だ。おそらく、皮を取ったくらいでは除去できないのではないだろうか。
農薬はいつも、農協の資材センターで購入するが、カギのかかった保管庫のそばには長時間はいられない。激臭で、頭がやられそうになる。とても強烈だ。そりゃあ、ホーム・センターの農薬を買えばよいが、効き目が全然ちがう。 無農薬がいいのはわかっているが、果樹には、どうしても劇薬を使ってしまう。どうも最近の虫たちは、少々の薬では退散しない。困ったもんだ。
あー、いびつなぶどうでも取って食うか・・・。
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