きのう、海上自衛隊呉音楽隊のサマーコンサートがシンフォニーホールであった。
K・恵さんが申し込んで獲得した入場券で、いっしょに行った。 吹奏楽の演奏を聴くのはひさしぶりだ。クラシックのコンサートと違って、楽しく聴ける。歌謡曲、ポピュラーありだ。 今回のプログラムでは、アカペラがあった。映画「ボディーガード」の主題歌をみごとにやってのけた。今までに、何度も演奏したのだろうけど、練習の成果が十分にうかがえた出色のできであった。
席は3階だったので、音の輪郭がややぼやけた感じだった。特に、木管のソロはよく聞こえない。ほんとうなら、マイクを使うべきだろう。 しかし、「G線上のアリア」で聴かせたオーボエソロはすばらしかった。全編ソロなのだが、曲の雰囲気にみごとマッチしていた。 サックスもこのように吹きたいものだ。
じつは、9年前に、定期演奏会を聴きに呉まで出かけている。この時は、吹奏楽の新進気鋭の作曲家、伊藤康英氏による委嘱作品の初演があった。リハーサルから、そして後の打ち上げまで堪能させていただいた。 当時、我が楽団をみていただいていたU先生のお誘いであった。U先生は、東京音楽隊のご出身であり、呉にも同僚、後輩が多くおられた。 音楽隊の練習室やら、楽器倉庫、楽譜室などを見せていただき、貴重な体験をすることができた。
いま、なつかしく思い出す・・・。
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