管理人トシの日記

2003年06月22日(日) 家庭果樹

3年前に庭先に植えた、ぶどうの粒が垂れ下がってきた。

棚まで作って2本植えたものだ。一本は、シナノ・スマイル、もう一本は、忘れた。聞いたこともない名前だったと思う。
本を片手に、選定、摘果などしてはみたが、どうも本とは様子が違う。今は、ジャングル状態になってしまった。本によれば、病気、虫の防除をしなければいけないのだが、まだ一度もしていない。でも、いまのところ大丈夫のようだ。専門家に聞くと、高級種ほど弱く、いつも防除をしていなければならないそうだ。
この2本は、家庭栽培・初心者用なので、強い品種のようだ。苗は、カタログ販売で送ってもらったものだ。
昨年、はじめて実をつけたが、なかなか、お味のほうはよかった。種もあるし、実も小さいので食べにくいが、大事に育てたぶどうの味は格別である。

いちじくは昔から栽培しているので、毎年これでもかというほど採れる。でも大半はあげてしまう。けっこう待っている人がいるのだ。
品種は、桝井ドーフィンというのが有名で、スーパーなどでは、ほとんどがこれだ。いちおう、これもあるが、味がいまいち・・・。売られているのはおいしいのだろうが。
やはり、日本いちじくが甘味もたかく、おいしい。

いちじくには、夏果と秋果というのがある。桝井ドーフィンなどは、夏秋両用なので、夏と秋に収穫できるのだ。といっても、夏に収穫するには、それなりの栽培をしないといけないのだろうが。

我が家では、お店で売っていない品種を植えている。
夏果専用の品種で、その名も「ザ・キング」。果実はかなり大きい。色は、鮮やかな黄みどり色。まさにキングである。
あじよし、かたちよし。なぜ売っていないか。予想するに、儲けにならないからだろう。収穫は、6月の終わりから7月にかけての短期間。もし雨にでもたたられたら、アウトである。
昨年も楽しみにしていたのだが、2,3日採れただけだ。雨にやられたのだ。
今年も順調に実をつけたが、はたして熟すまで持ちこたえられるか。

めずらしい品種として、もう一本は、真っ黒い色をしたビオレー・ソリエス。これは、フランス種で、直輸入した苗だったかも。
とにかく甘い。熟すと、透明な蜜が、したたり落ちてくる。
ケーキ類に使うとぴったりの感じがする。

さあ、ザ・キングの収穫を待とう。


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管理人トシ