義兄からもらったバカチョンカメラではあったが、忘れ得ぬ思い出を刻んだ、そしてかけがえのない貴重なショットを数多く収めることができた。 それにしても、世界的な人になればなるほど、気さくで、そして庶民的である。いばったところが全くない。これがほんものの芸術の世界であろう。
それから数年がたち、交流をむすんだ方々に手紙を送ったところ、これも吹奏楽の楽譜では世界的なモレナール社のモレナール氏から、U先生の元にこのCDが届けられたわけである。 マスキレス氏は、このCDの編曲、指揮をしている。ところが、WASBEの宴会の写真に、いっしょに写っているのがわかり、とても驚いた次第である。
このへんのことはさておき、ここに収められた音楽は、ひとことでいうと、吹奏楽とオーケストラの融合のような雰囲気がある。この演奏にはチェロが加わっているのだ。 いま、このCDを聴きながら、書いている・・・。吹奏楽はそれほど好きでもないが???、なぜか、ゆったりとした気分になれる。アメリカナイズされた近年の吹奏楽は、なぜかコンクールという文字がよぎってしまう。器のせまさか。 ほかにも、いろいろとこの種のCDはあるのかもしれないが、まちがっても、探して聴くということはない。こう考えると、ほんとうに機運であった。
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