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| 2003年05月13日(火) ■ |
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| いつか見たあの空のこと |
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緑の隙間から突き抜けた蒼が見えた。 耳を澄ませても、鳥の声と風の音しか聞こえない。 バイクの横に腰を下ろして、身体を大気へと解放する。
自然と一体になったとか、そんなことは思わなかったけれど 誰もいないこの山の中で、心が軽くなったような気がした。 いつも先へ先へと焦っていたけれど、 それは不安ではなく今の自分へのいらだちだったように思う。
余計なことばっかりが一日の大半を占めるようになって、 逃げることも避けることもできず、心ばかりを消費していく。 そんな未来を想像することもなく、 ただぼんやりと空を眺めていられた自分が哀しい。
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