朝からダメダメな一日の始まり。 昼過ぎに話す気力も失せてソファーで視線を中に漂わす。 横で妻が本を読んでいる。 僕はその横で糸が切れた操り人形のようにうつろな存在になっている。 思考が回り始めて終わらない。
気が付くと眠りについていたらしい。1時間半ほど時計の針が進んでいた。 自分を守るためにブレーカーがおりたのかな。 嵐のような雨もすでにやんで,日が差し始めていた。
自分と過去を結ぶ記憶まで希薄になって,これから先をつなぐ未来は曖昧なまま。 ただここに存在する自分は,切り離された点のような存在だ。 これまでは時間軸に身を置いて,時間の流れに乗っていたと思う。 けれど今は足下がなくなってしまったみたい。
|