栗戸くらの日記

2001年07月10日(火) 阿鼻叫喚!バックルーム!

それが起こったのはバイト先で閉店後、最終片付けも終わり間近といったところだった。
突如店中にプテラノドンの鳴き声(BY.店長)が響き渡ったのである。
「こ、この独特の悲鳴はKさん!!」
私は慌てて間断なく叫び声が聞こえてくるバックルームへと向かった。

そこでみたものは!!

ケースの蓋が壊れ、ピューラックスが滝のように流れる傍で、完全に自分を失いひたすら叫びつづけるバイトのお姉さん、Kさんの姿であった。

ちなみにピューラックスとは、かなりきつい消毒液で、ちょっとかかっただけでぬるぬるして指紋が溶けたりする。
脱色作用まである、危険な液体だ。

もう凄いのよ。
蓋部分がサイドにあって、取り出しにくい位置にあり、しかも重いからどうしようも無い。
Kさんは慌てて手のひらで蓋をしようとするんだけど、指の隙間からドバドバ出てくるわ出てくるわ。
最終的に、棚からケースを引き摺り下ろして何とかなったんだけど、部屋の半分がピューラックスの海に変貌してしまったのである。

Kさんのはいていた、今日おろしたばかりのズボンはピューラックスを浴び、脱色作用により白がオレンジ色になってしまった。
多分足のすね毛も脱色されていると思う。
部屋の片づけをし始めると、ピューラックスが揮発して、目やのどが痛くなったりでかなり危険な状態だった。

もう笑うしかなかった。
ケ〜〜!ケ〜〜〜!!!!!(プテラノドン風)


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