| 2010年07月12日(月) | ||
| 「この二ヶ月、私と共に生きてください」 | ||
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「さいごの」ムラ茶会に行ってきました。 ナツキさんとこのムラ茶会は日曜日なので、いつも金曜に夜行で行って月曜に新幹線で帰ってくるという定番コースだったのですが、今回は金曜ギリギリまで仕事だったので、午前様で帰って朝イチの新幹線で行って、月曜の朝イチの新幹線で職場に直行したという……やっぱり、最後って何かおこるよね(笑)。 でも茶会にいけただけでもよかったですし、日程つまっちゃったけど、二週間ぶりの公演はぐっとよくなっていたし、ナツキさんは泣きたいぐらいにいつも通りだったし、ちらりと会えればいいなと思っていたオトモダチともごはんできたり、ベルギービール充したりと(笑)、とにかく、楽しかったです。 茶会録はまたいつものあの調子で出そうと思います。 なんとなく、実感がでてきたようなないような。 土曜日に観ていた時に、初めて涙腺が決壊したんですよね。何故か、ナツキさんがまだ出ていないパレードの冒頭から(笑)。ただその涙も寂しいとか悲しいとか言うより、言葉にできないいろんな感情がぶわっと溢れてきたように思ったし、あの空間が愛おしくて、その真ん中にあの人がいることが切ないぐらいに嬉しくて、そういう涙みたいだったし。 やめても好きだろうから、変わらないじゃないかと思うし、そんな自分が本当に「いなくなる」ことをわかっていないように思うし、じゃあ「いなくなる」ってどういうことなんだろうな、と考えたり(ええー)。いなくなってもいなかったことにはならない、でも確実に会えなくはなるってことか、とか、とか、とか。 わあ、また禅問答か!(笑) もうちょっと実りのある話がしたいです(まったくだ)。SSとかSSとかSSとか(そっちか)。 つか氏のご冥福をお祈りいたします。 訃報を知ったのは、今朝の新幹線車中で、かおりちゃんのツイートからでした。後で詳細記事を読んで、私が観劇した土曜日の昼公演が、きっとみなこが訃報を受け取った直後の公演だったのだろうな、と。 もちろんその時はそんな事は知らなくて、でも観終ってから「すごいよくなってる!特にみなこ伸びしろすげえ!」と呟いたり。それを故意に結びつけるのは却って失礼なのかとも思いつつ、なんだか感慨深くなってしまいました。 この歳になると、自然と「訃報」に触れることが多くなるな、と思いました。直接知っている人のも、間接的に知っている人のも。それだけ、自分が生きている時間が長くなってきたのだろうなぁと。その時間のぶんだけ人と出会っているのだと思います。 その時思い出したのが、今回のぷちみゅに展示されていたナツキさんのぷちみゅ来場者へのメッセージ。全文掲載は営業妨害になるかもしれないので(笑)、若干割愛しますが、その中で 「今日、こうしてお会い出来た事は偶然ではありません」 なんか、その言葉を思い出してしまったんですね。 ちょうど、東宝楽まであと二ヶ月。 「今」を大事にしたいな、と思います。 また歌劇詩壇(笑)。 |
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