2010年02月21日(日)
「ソルフェリーノの思い出」出版記念講演会(1)


 もう時間がないので、さくさくあげておきます。タイトル捻る余裕も時間もないや(笑)。




[ナツキ茶メモ]

【言い訳】(笑)

・記録媒体は一切つかっていません。
・全話題を網羅する気もありません。
・ナツキさんの発言っぽく書いているところもそのまま言葉通りじゃないです。
・ニュアンス汲んでください。
・あくまでも個人用メモと思ってもらえれば。なので私の曲解とか想像とか見解とか妄想とか妄想とか妄想とか妄想とか(妄想ばっかりか!)(笑)
・まあとにかく「だいたいこんな感じ」でお願いいたしたく……っ!
・正式な報告はちゃんと記録媒体から起こされている余所様をご参照いただければ。



 一番はやっぱり、自分の言葉で自分の感覚で残しておきたいんですよね。基本データオタクなんで(笑)、きっちり書き起こすというのもアリかとは思うのですが、まあ、うちはこういうスタンスですよって事でお願いします。




【前段】

・登場が会場が暗くなって流れる「Run」でうっかり失笑したワタクシ六実(笑)。ちなみに登場は普通でした。今回、中央横通路がなかったので、会場練り歩きがなくて残念(あ、そういうこと言うんだ)(言うよ)。

・お洋服は全身黒(むっさんにそこのディテールを求めてはいけない)。スチールでつかっていたあの巨大コサージュをアレンジしてつけてきたとの事。とりあえず孔雀の羽がなかったように見えたので、ブームが終わったのかと解釈(笑)。

・今回、会場がかなりきつきつで、入って来るなり「すごい熱気」と。壇上で「みなさん酸欠になりそうだったらゆってくださいね、あ、でもアクアコンでも誰も倒れなかったから平気か」と(笑)。そして乾杯の段でペットボトルを袋から出し始める我々に「がさがさー、がさがさー」といつもの様にツッコむナツキさん(なぜかうれしそう)。


【芝居】

・アンリー・デュナンについて問われて自分勝手な人だな、と(意志が強い、というような事を言いたかったらしい)(笑)。そこから皆さんご存知かもしれませんが、とデュナンの話の解説に。この辺はさくっと割愛しまして、色々もろもろひっくるめて「自分に似ているところがあるかも」と……わあ、のっけから説明になってなくてすみません。

・髭の話になって「あれはミーチャの髭です」と、でお手紙とかで言われるんですが、あれは一晩じゃなくて「三日三晩不眠不休の結果生えたんですから!」と(よく誤解されるらしい)(笑)。

・髭は植田先生の発案で、当初はもっと無精ひげっぽく、頬のあたりに毛を散らした感じでつけてたけど、舞台稽古で植田先生に「先生ーどうですかー?」と聞いたら「みえへん」とバッサリ。てかモノマネしてたよナツキさん!(笑)

・ああじゃあもうアレ(=ミーチャの髭)持って来て!
 と言ったら30秒で出てきたという(だったら最初からそれでいいじゃんー的口調)。というわけであれはミーチャの再利用です、と。

・お芝居ラストのハマコ先生との「一騎打ち」の場面の話で、あそこはもう白熱しすぎちゃって大変、と。稽古場でも何度も(白熱しすぎて)台詞をとばしちゃってた「○○なんです!……で!なんだっけ!!」(飛ばすときも盛大に怒鳴っております)(笑)舞台稽古でもとばしていたので(……)毎回すごく緊張する、と。

(でも台詞飛ぶのは熱演というよりは、あそこの文章の係り結びというか文脈がおかしいからだと思う……よ?)

・十字を書く場面の話で、あれはペンキですか?の問いに「……ええ、まあ」(それ聞いてどうするのー口調)(笑)。更に書くコツを聞かれて赤十字を書くコツ「聞いてどうするの?」と(笑)。

・稽古場で試しにやったときは、結構ペンキ(笑)がゆるくて、いい感じに布に血が散って「これよくない?」、でも実際稽古場は血だらけになってしまったので、それを舞台でやるのは無理だったとか。

・お手紙で、十字を広げた時に逆十字になってますよ(長い方が上になってる)、と言われてそうかと気をつけている。一度スポンジが崩れてしまって「書けないいいい!」とかインク(インクってゆったよ)が乾いて「書けないいいい!」とかいうトラブルもあったとか。

・で、あの書いた赤十字の旗をもらってこようとしたら、赤十字の規約でだめなんだとか。「赤十字は誰が書いても効力があるので」、つまり不用意に書いたものを流出させることはできない、って事かな?「お茶会でプレゼントしたいんですけど」と聞いてもダメだったとか(笑)。

・「なので皆さんが書いても効力があるんです、だから皆さんも書いて「どうです!」って(デュナンみたいに)できますから」と豆知識(笑)。

・どの話の流れか忘れたのですが「この劇場には盆もせりもあったはずですよねぇ?」(爆笑)。「ま、それらをつかわなくても素晴らしい舞台を作れると証明できたわけですが」ナイスフォロー(笑)。

・中日を過ぎて、芝居が変わったとこがありますか?と大きく変わったところはないけれど、芝居は深まってきている、と。その話から一度、赤十字を書く場面で、ものすごく疲れていた日があって、「そうだよ、こんなに疲れているのに三十人もくるなんてもう無理だよ!」とその日の芝居がすごくリアルに(笑)。ユミコ氏に終わってから「ねえねえ、今日のよくなかった?」と自画自賛。この感覚を覚えて再現できればいいんだけど、それがなかなかねぇ、とも。

・後はお客さんの反応で芝居が変わる、と。その日の午後公演も拍手がすごくて、舞台袖で着いてくれている彩風咲奈君も「今日すごいですね」と。そういうのをちゃんと感じてくれているんだなぁ、的な。

・その「感覚」の話からだったと思うのですが、今でこそ赤十字があるのが当たり前で、あの横断が成功するのもわかっているけれど、本当はそんな「当たり前」も「わかっている」もない状態での、あの「ありえないこと」を訴えていた訳だから。だから自分もそういう「ありえないこと」と訴える「感覚」で。たとえば

「東宝の休演日を水曜日に戻して欲しい!!!!!!!!!」

 ぐらいな感じで(あり得ないことをうったえるという)……うん、ナツキさん、今のすごく実感こもってた!その感じでイイと思う!(笑)


・というわけで、ナツキさんの為に「少しも早く」休演日を戻してあげてください。おねがい偉い人!(笑)(……本当にしんどいんだろうなぁ)


【ショー】

・楽器対決、最初ユミコ氏と、毎回アドリブにしようかと稲葉先生に話をしたら、「毎回は、やだな」……と。「こだわりのある先生なので。物腰ソフトですが意外と頑固です」と。それで稲葉先生からは「週二回ぐらいなら(アドリブいいよ)」とお許しが。「それもよくわかんないですけれどね」と言うわけで、不定期アドリブを捕獲するためにも回数重ねてください、とは司会者さんのお言葉(笑)。

・火の鳥の場面が一番好き、と。あそこが一番稲葉先生のやりたかったことで、稲葉先生の、この作品の世界観が現れていると。あの場面は本当にしんどくて、オケボックスから出てきて、最後までやりきれるかどうかある意味緊張すると。今までで一番しんどいと(たぶん、ミズナツキ史上ってニュアンスだったかと)。「でもまあM的発言ですが『しんどくてイイ?』みたいな」……自白した!自覚あったのか!(笑)。

・あの衣装が結構重くて、最初なかなかうまくきれいにひらひらしなかったので、すごいイキオイで踊っていたら酸欠になった(笑)。今はだいぶコツをつかんで踊れている、と。今度のグラフの衣装紹介はこれだそうです。

・上記の話の時に、どの場面が好きかと聞かれて、どの場面も好きで……と順次あげていく中、女装場面がすっかり抜けていた事に「自分でも忘れていた!」と。

・女装場面は稲葉先生のたっての望みだったそうで、「どうしてもやるの?やりたいならいいですけど」とこだわりある稲葉先生にこだわりあるナツキさんが「あー、はいはい」的に折れている感じ(笑)。「先生のデビュー作ですしね」と(大人の態度)(笑)。

・で、あの衣装で銀橋渡る気満々だったのに「あれだけ?」みたいな。予算かかってるのに「あれだけ?」と。最初はせり上がりもなかったんだとか。衣装はすごく大きくて「もう幅がこれぐらいあるよ?」(とテーブルを指しつつ)

・初日のスタッフ席の近くにいたお客さんがどうやらナツキさんのファンだった模様で、この場面になった時「あれ、水さん、だよ……ね?」ざわっとしていて、マスクをはずした瞬間「うわあぁ!」と反応していたと(笑)。スタッフさんから「あれ、水のファンやで」と話を聞いたナツキさん。その反応が「うわあぁ(歓喜)」ではなく「うわあぁ(驚愕)(いっそ恐怖)」だった事に対して「(その反応をしたのは)誰なの?!」と会場を犯人探し(あ、もちろん冗談でね)(その辺の口調も相変わらずオネエです)。

・アクセサリーの話になって、今回アクセサリーはほとんどないよね、よ。ちなみに鳥の頭はどちらも自作。衣装を見て「これ、頭に何もないのおかしくない?」と。私はあれ好きなんだけど、世間的にはいまいち?

・デュエットのグレーの衣装に対して「デュエットなのに(宝塚なのに、だったかな)地味」「でもそこがイイ」とも(笑)。

(余談ながら、一時期を境に宝塚の衣装にああいう中間色(グレイッシュな感じ?)が投入されるようになったと思うのですが気のせいでしょうか?)






 字数制限をくらったので、分割。


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