| 2009年10月26日(月) | ||
| いちじょうだけどじゅんじょうです | ||
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一週間ぶり、ってナパーム的にはすごく久しぶりです(笑) 仕事がちょっとあわただしくなってきたら、とたんにぐったりするようになってきました。川(江戸川)向こう(荒川)向こう(隅田川)向こう(多摩川)向こうは遠いよう……(はんべそ)。あと長年染み付いたライフスタイルが変えられないのも遠因(本当は12時就寝がベストなんですが、そんなの一番の活動時間帯じゃないですか!)(笑)。 今はやっぱり仕事がんばりたいんで、なんとか身体ちゃんとしていきたいなぁと思うところです。 まあ更新できなかったのは、ついったに常駐しているせいでもあるけれどね!(笑)。雪組公演中のコネタは後でまとめようかなぁと思っています。 という訳でたまった更新片付けるため、昨日の日記にSSSレス(ありがたやー)と、AIDA感想文あげてあります。そちらもご参照くださいませ。 じゃあ、今日は星組全ツの話をするよ! 結局、横浜、さいたまで2回観ました。 [星組メモ:再会3回目] ・初演、再演共に観ています。私、石田芝居はおっさんセクハラ説教下世話臭をのぞけば、すごくいい話だと思っているんですよね。いつも主題歌がかわいいし。まあ、そもそもそれが臭ってしまうのがタカラヅカとしてどうなのって、訳ですが(笑)。 ・再演の時も思いましたが、やっぱり全ツ向けの作品ですな……そもそもが、ノバボサ上演時間延長の為の大劇場一時間芝居だった訳ですから。で、三度目の上演で、芝居と配役の比重は今回が一番あっていたんじゃないかな、と思いました。主演コンビのキャラ立て的にも。 ・という訳でもう今更私が言うまでもないですがねねちゃんのサンドリーヌが最強でした。横浜→さいたまで更にパワーアップ(笑)。予想の斜め上を行っていたよ……(笑)。私は椅子の位置を直すところで毎回笑ってしまいます。 ・初見の時にれおんがすごい疲れちゃってて、枯れちゃってて本気で心配していたのですが、さいたまでは復活していて安心しました。で、今回のれおんというかジェラールは本気でサンドリーヌと対峙しているのがいいなと思いました。呆れるでも振り回されるでもなく、本気で戦って、そしてやれられてた(爆笑)。あの「ナバーラ式の構え」は、初演、再演の時にはなかったよねぇ?そんなこんなで意外にれおんがかわいかった、っていうのが作品的によかったなぁと。かわいいものとかわいいものは並べたらもっとかわいいんですう!(ねねたそ口調) ・っていうか明石があて書きかと思うほどの明石っぷりで(笑)。あれ、初演は汐風幸(スカシてなんぼ)がやっていたんだよ?(でも汐風さんは汐風幸のキャラが立っていたのでそれはそれで面白かった) ・水輝君のアンドレ。ちゃんと笑いになっていたのって今回が初めてだと思うのですが……(小声)。パッチワークでも電話するよでもなく「じゃ!」の間だけで笑いが取れてた。やっぱり上手いなぁ。 ・ぼくらのくみちょが絶好調で。あの「わざと演技をしている感」なんだか、本気なんだかわかんないところが、ほんとかわいくてかわいくて。 ・おやびんがちゃんと芝居をしているのを観たのはいつぶりだろうか(……)。皆忘れているかもしれないけれど、あのひとすごい美人だから!でもこの間はケマオだったひとだから!(笑)。これも同案多数(シュミ特か)なんですが、ほんと、たくらんでいるようには見えなくてね……。ああいう腹にいちもつ感はマリーノがやったら上手いと思う。でもくみちょがああだったので、なんともかわいい夫婦でした。 ・まりえちゃんのおばあちゃんが出色の出来で。やればできるじゃん!すごくかわいいおばあちゃんでした。どいじーちゃんからずーっと目を離さないで、とことこ歩いているところとか、ほんとかわいくて!。こっそり言うと実はマリーノにやってほしかったんですが、今回はまりえちゃんで正解。まりえちゃんも新境地になるといいなぁと、切に願ってやみません。 ・ところで幕開けの花嫁花婿大集合のところで、「あの子やけに真飛に似ている!」と思ったら、海隼人君でした。ええ?今までそんな事思ったことないのに?3階から観ていたから余計だったみたいです。あの前髪のひさし具合と、頬骨の具合が(壮マト部緊急会議にて同意)。 ・芝居はちょこちょこ手が入っていましたね。「ピー」がなくなったのはよかったにせよ「初期化」「工場出荷時状態」ってちょっとわかりにくいかも。でもわかりにくいぐらいで石田芝居はちょうどいいかも(笑)。 ・一番、いい改善点だと思ったのは、一番最後の「嘘を付き合う」場面。あそこで今までだと「でも私が大学教授とつきあっていたのは本当のことですからね!」と嘘をつききれないサンドリーヌだったんですが、それが「今のは嘘?ほんと?」とジェラールの言葉に本気で傷ついてしまうサンドリーヌでむっちゃかわいかったー!初演も再演も、なんか話の流れ的にちょっととぎれるなぁと思ったので、今回の流れがスムーズでよかった。で、その後の「お仕置きだ」も確か初演再演は「お仕置きとして俺とずっと一緒にいろ」的な流れだと思ったのですが(違ってたらごめん)、今回は「お仕置きだ」で何をするのかと思いきや、ただ優しく抱きしめるだけ。キスですらないのよー!とむっさん的にツボで大喜びです。 ・本当になんともいえずかわいいおとぎ話だったなと思います。ええもうおっさんセクハラ説教下世話臭は目をつぶる方向で!で!で!。楽しかったです。 [星組メモ:ソウルオブシバ3回目] ・こちらも初演、再演を経ての3回目。3回目にしてようやくシバ神とニューヨークが合致したな、と(笑)(つうかそもそも再演にはいなかったし)。 ・という訳で今回のシバ神の輝を全肯定です。あの美貌と低音のうたごえが正に神がかっていて、それでいて「シバ神とゆかいなお嫁さんたち」でキャラも立っていて(笑)。双眼鏡でのぞいていたり、ぱたぱたれおんをあおいであげたり、ちゃんと神として本筋に絡んできていたので、御大の時みたいな隔離間もないので、ラスベガスショーに出てきても「あ、そうですよね、嫁三人もいりゃシバ神さんもバイトしますよね?」的なものに見えたし、紫の衣装で「シューティング☆スター」とか「イエイ」とかゆってても「うわあ、シバ神さん黒燕尾場面の準備の間の場つなぎしてくれてちょうイイ人!」って思えるし(笑)。多分、気さくさレベルでは「立川の聖イエス(@聖☆おにいさん)」並です。ほんと、高いんだか安いんだかわかんないわー(笑)。でもそれが星組の凰稀かなめなんだと思います(いきなり真顔で)。 ・あげているんだか落としているんだかわかりませんが(笑)、そんな輝で一番ゾクリとしたのが、白い衣装でれおんが復活するところ。あそこが本当に「神による再生の場面」で、今まで一番それを感じました。本当に輝が神がかっていたと思います。 ・そんなシバ神さんは嫁にいわれて燃えるごみの日にゴミだししてくれる人だと思います(いきなりなんですか)。あと「ねえおなかすいたんだけど」「ちょっといま取り込み中だから待ってて!(三人でドラマ鑑賞中)」と言われて大人しく廊下で体育すわりでちょこんと座って三日ぐらい待っている(嫁たちは既に待たせていることを忘れています)(でも神様なんで三日ぐらい食べなくても平気です)という光景が目に浮かびます。 ・今回の全ツは「第1458回シバ神と嫁たちの新婚旅行」と呼ぶことにします。 (いかんシバ神で盛り上がりすぎた)(笑) ・明石のレッドアローさん(レッドついてない)が、なんとも言えず良くてね……(遠い目)。あの「レディダイス」の曲が、トウコさんやしぃちゃんだと「大人が持っている意外に少年な一面」なんですが、明石だとまだ若いせいか「大人なのにまだ息づいている少年性」で、ちょっと甘酸っぱくてよかった……。でも子供と言うわけじゃなくて、ちゃんと大人で。「地獄の門番の剣」も、そういう少年性をひた隠した、あるいは今捨ててきた大人みたいで。……わあもう表現が陳腐でごめん、でもよかったよアローさん。 ・で、そのアローさんとタンゴを踊る時のねねちゃんが、私が見た中では一番ドラマチックなねねちゃんでした。なんだか「わたしはこの人がわたしをすきなことをしっているけれどうけいれることはできないの」という感じが。それは他に好きな人がいるからとか、仕事のつきあいだけのひとだからとか、そういう理由じゃなくて、ただ単に「わたしとこのひとはむすばれない事は既に決まっているのだから」的な。……なんか、そういうドラマが見えたんですよね(まあ色眼鏡はいつものことだ)。 ・それをピン撮るのに夢中で、壱城×音花戦を観られなかったという……ノォォォォーーーーン!(れおん口調) ・仕方ない、あのクラブの場面はきっと何かが生まれるのですよ。かつて大百が生まれた(金平糖釜的に)豊穣の大地なんですよ、よ、よ。 ・がらりと変わった中詰が、初見の時はちょっとピンとこなかったんですが、2回目に見たら、若干パンチが弱いものの、いい場面だなぁと。いやー、れおんがピンクのスパンが似合うこと!あと獅子輝明石の場面が、全員テイスト違って面白かったです。ああ見えて全員肉食系です。おのおのの文脈で狩入っています。 ・さいたまのアドリブが「十万石まんじゅう」に、埼北出身のワタクシがオオヨロコビ。隣のふーみんと「よくやった!」と。 ・そういえば大学の時、東京在住の先輩に「埼玉テレビのCMで見るけど本当にうまいの?」と聞かれたので買っていったことがありました(どうでもいい)。 ・フィナーレのデュエットが3……すくみだったのに驚きました。いや、獅子寧輝なのはいいとして、獅子輝で踊るのか!(しかも輝が後ろから抱きすくめて手を重ねて)(やめい!)。まあでもここは「誰のものにもならない獅子(@マドガワ提唱)」がよく現れた非常によい場面かと。 ・そこから転じて獅子寧輝の設定は「皇太子と従兄弟達」とマドガワさんに吹き込まれて、浦和の路上に金平糖が散乱、いっそ産卵(産まないで!)。 ・本当にこの三人の並びが良くてね、これからまだまだ色々観られるかと思うと、ほんと星組が楽しみです。 [星組メモ:まりのゆい部日記] という訳で↑で言ったとおり、事前予習で初演を見たときから「マリーノがおばあちゃんだといいな!」と期待していたのですが……(苦笑)。でもまあ、結果としていろんなマリーノが観られてすごくよかったです。っていうかナイスバディの女てー!あの場面、初演再演よりも若干台詞も時間も増えてますよね?ありがとう石田!なんというかまりのゆいさんは、娘役娘役した役、いや女役女役よりも、ちょっとズレた役の方が合うような気がしています。ちょっとはすっぱだったり、位とかプライドとか高かったり、強そうだったり、子供っぽかったりとか。なのでバッティングセンターの、ジュリアナおねえさんもすごく良かったです!です! ちなみに娘役然した役をやると一気に駄目なマリーノになってしまいます(笑)。なんか表情が媚すぎちゃうというか汚く(……)なっちゃうんだよね。その再右翼が冒頭の花嫁なんですが……(笑)(そこ、笑わない)。いや私からみればそんなマリーノもかわいいのですが(重症)。 しかし花嫁の見所はギリーの小芝居ですよ。2回観たら2回とも違うことやっていて。横浜⇒無駄にテレまくるマリーノに「何ゆってんだい!君が一番すてきだよ!」と誉めてばすギリー(私にはそう聞こえた)。さいたま⇒幕開けからいきなり喧嘩、そっぽをむいたマリーノに「ごめん俺が悪かった!さあ機嫌を直して!」と片膝ついて手を差し伸べるエスコート芸!マリーノが「んもう!ゆるしてあげる!」とギリーの手を取る、みたいな……。いやあギリー、ほんといい男になったなぁと!。 相手役談義だと、オテルドモンテカルトの客として、ジェラールが戻ってきたところと、最後の場面で直樹じゅん君と組んでいるのですが、直樹君の小芝居も面白くて、横浜ではひたすらメタボトーク、さいたまではひたすらハゲトークをしていて、なんだかすごく面白かったです。だって、マリーノ、直樹君の後頭部見て「あら……」な芝居してたよ!(笑)。直樹じゅん君もすっとしたいい男になってきたねぇ、と顎鬚を撫でてました。あと、最後の場面のマリーノのヅラが素敵でした。斜め前髪を凝った感じに編みこんでいて、アンシンメトリーな形にまとめてて、でも編みこみしてない反対側はシンプルに赤いラインストーンの櫛刺してて、赤いおドレと相まって、素敵。あれはちょっと皆に見て欲しいなぁ……。 ショーの方のシバ嫁のツンデレっぷりは前に話した通り(いやそれむっさんの妄想だから)。しかしあのヅラ、ちょっとしたツインテール?と気付いた瞬間に色んな意味でがたがた震えてしまいました。シバ神の神モードMAXに合わせて、巫女然としているときのマリーノが好きです。あと一応、エトワールカウント、でいいんだよね、おめでとうマリーノ。いつかピンでやらせてもらえるといいなぁ……。 それでついったでも騒いだ通り、壱城ガッツさんに堕ちて帰ってきました……い、いやまだ堕ちた訳では、な、いか、と(麻尋の時のことがあるので慎重になってます)(笑)。 でもいま彼への好意を持て余しているどころかすごい好きになっていますどうしよう!だってなんか暗い情念抱えてそうなんだもの!そりゃむっさんが大真くんや麻尋を好きになった文脈で好きになるに決まってる……っ! という訳でちょっとこれから積極的にからんでいきたいと思います(かわいそうに)。 明石軍団をにやにやにまにま眺めている自分に何かデジャヴ、と思ったら多分それ、みらゆか明石をにやにやにまにま眺めていた頃とかぶるのかなぁと。なんか、やっぱり星組というか星男が好きなんだなぁと。確かに新公主演クラスのおっきい子たちは皆コインブラに取られて地味っていえば地味なんですが(禁句!)、でもその分、下級生が見えてきて、やっぱり星組好きだなぁと改めて思った次第で。 すごく楽しくて幸せになれる全ツでした。 |
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