| 2009年07月28日(火) | ||
| またひらいて | ||
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ついったーはじめました わかりやすく広瀬香美の「ヒウィッヒヒー」の件で初めて知って、それで「これつかってみないとわかんないよなぁ」と思っていたところにマドガワさんが参戦したので、便乗して参戦します。 正直今もよくわかっていないのですが、ぬるーくやっていこうかと思います。 ところで、例のポンポンはどこまで本気になればいいんでしょうか?(いや劇団もヨシマサもナツキさんも本気なんだよ!)(笑)。そもそもあくあこんですら怖気づいていた私故に、そういうものを振り回す自分が想像できないのですが、でも本気でやらないと「なんでやらないのよお!」とオネエ声でナツキさんに怒られる気すらしてきた、よ……(笑)。 もうこうなったらレンタルオペラ同様レンタルポンポンも始めればいいと思う。レンタル代100円保証金500円ぐらいで(高い?)。いちげんさんだって巻き込んで盛り上がればいいと思う……っ! ミーマイ話続き。今日で完結させます。 [花組ミーマイメモ:主に役替わりの話] 今日も失言する気満々です。 ・最初に結論を言ってしまうと、役替わり2パターンを1回ずつ見た私のベストキャストは、愛音ジョン卿、朝夏ジャッキー、愛音ジェラルドです。ちょっ!壮一帆さんいない!(恐慌)(わたしが)。 ・という訳で今回のMVPはなんといってもみわっちさんのジェラルドです。初めてジェラルドの役どころがわかったというか、初めてジェラルドをいらない役と思わなかったというか(!)。 みわっちさんのジェラルドは完璧「子供」に作っていたのがすごく興味深かったです。でもそれでどうしてジャッキーがジェラルドじゃ満足しないのかよくわかった。だってジャッキーは「大人」なんだもの。そうかジャッキーはジェラルドがオスじゃないからダメなんだ!と目ウロコでした。 ・そこから転じて「エチケットを教える場面」が初めて「あ、"大人になる為の手ほどき"(察してください)って事?」とわかったというか。私もあそこのビルが嫌がるのはサリーへの操立てと思っていたのですが、今回は「そもそもそういうことをしちゃいけない年齢」だからか!と納得。え、もしかしてビルって「まだ」って事?(察してください)。少なくとも愛音ジェラルドはスリーズオムだと思いました(フランス語で言ってもダメ!)(直訳すぎる)。確かにサリーが「庭の隅でやったほうが塩梅がいい」とも言っているんですが、こんなにはっきりと「性教育」と思ったのは今回が初めてです(せめて消し線入れて!)(いやあ今更かと)。それもみわっちさんのジェラルドが「子供」だったからが大きいかと。あの場面、ジャッキーだけが「大人」って寸法なんだと思います、よ。 ・しかしそう思うと私もやっぱりビルとサリーの年齢と、「大人」か「子供」かの判定がわからなくなりました。あの時代の貞操感(っていうか倫理感?)ってどうなんだろう?「あれもしかしてビルってスリーズオム?」と思いつつ、「子供を沢山作った」でサリーとにやにやしたり、ジェラルドにスパンキングを示唆したりしたから、まるきり「子供」って訳じゃ……も、もしかして途中で「子供」→「大人」になった?ランベスウオークの夜になんかあった?と思わせる辺りが!(思わないで) ・いずれにせよジャッキーは「大人」な訳です。で、私が壮ジャッキーより朝夏ジャッキーに軍配を上げた理由が、壮ジャッキーにはエロスが感じられなかったという……っ。先に述べたようにジャッキーは「エチケット」の場面で「大人(エロス)」を示さないといけないわけですから、そこがなかったなぁと。 ・もっと言うと壮一帆子さんのジャッキーには「男役が女役をやっている」っていう戸惑いとか恥じらいとかが全く感じられなかったんですよ。なんかもう「壮一帆さんがジャッキーをやっている」それ以上でも以下でもなくて、そこに「壮一帆さんが男役」とか「ジャッキーが女」とか、そういうものを全く超越しちゃってたんですよ。「壮一帆のジャッキーですがそれが何か」なイキオイで。わかりにくくてすみません。一番的確なのはえみさんがゆってた「東宝ミュージカルの人みたいだった」かなぁ。当たり前に女が女を演じている、タカラヅカで敢えてジャッキーを男役に振った意味も意義もなくて、当たり前に壮一帆という役者がジャッキーという役を演じている、と(それはそれですごい事なのですが)。 ・という訳で、壮一帆さんのジャッキーの第一印象(というかトップに上るわソングで男役を足蹴にしているところで浮かんだの)が「ゴッド姉ちゃん」です(笑)。女役がちゃんと出来ているのに、女っけがない人に見えるんですよ。女っけがないけど、でもオカマには見えない、ちゃんと女に見える。ミーマイがはじまる前にマドガワさんに「美人ではあるけれど美女ではない」って口走ったんですが、それがまんまと当たっていたなぁと。きれいだったし、かわいかったんだけど、ね。ごめんなさい、完全なるエキシビジョンでした。 ・それで壮一帆さんのジョン卿はどうだったかと言うと、これも私はみわっちジョン卿に軍配をあげてしまうのです。っていうかみわっちのジョン卿の方が正解だと思いました……でも、壮一帆さんのジョン卿は壮マト抜きにしてもすごく面白かったんですが!が! ・その面白いは、興味深いでありリアルに笑う面白いでもあります(笑)。だって、犬に追いかけられて登場した時、明らかにみわっちさんのジョン卿と違う笑いが起きてたよ……っ!すごい、アレだけであの人笑いを取った……っ! っていうか多分、壮一帆さんは動きがちょっとおかしいんだよね。最後の最後でドツボにハマったのが、パレードのランベスウオークで、皆で小走りするところあるじゃないですか、あの動きがなんか、異様に、おかしいんですよ壮一帆さんは!一幕終幕のランベスはそのくだりはまともにやってなかったから、気付かなかった!で、その一幕終幕のランベスも、両脇挟まれて前に出てきて、いきなりはじける辺りが、もう何度も言っているけれど助走ナシに一気にテンション上げる壮一帆さんの宴会芸です。ナベアツの「3」に当たると思ってください(わかりません)。いやあ、思い出すだけでにやにやします。 ・それじゃあ興味深いの方の面白いは、と言いますと、真っ先に思い出すのが、最初にビルを見た時の反応なのですが、みわジョンが示す戸惑いが「クラスの違いゆえ」だったのに対して、壮ジョンは明らかに「生理的嫌悪」だったんですよね(爆笑)。「この男、ないわー」って顔してた。そりゃ酒でも入らなきゃ絡まんわなぁ(笑)。多分、壮ジョンは最後までビルには何の感情も抱いていなかったような。 ・そんな壮ジョンがサリーには肩入れした訳で。うん、壮ジョンは「肩入れ」って感じがしました。みわジョンは普通に一種の愛情とか同情みたいなものでサリーのために行動を起こしたと思うのですが、なんというか壮ジョンのサリーへのそれは「義侠心」に近いような。 ・これがどこまで伝わっているか不明なのですが、やっぱり壮一帆さんにはタカラヅカの男役に必要な「ラブ」が欠けていると思うんですよね。前に「壮一帆さんで娘役とラブラブしてた作品が思いつかない」と書いたのですが、それってやっぱり壮一帆さんに「ラブ」が欠けているからなんじゃないかと。けれども彼には「義」があるんですよね。もっと言うと仁義礼智忠信孝悌があると言うか。この中で敢えて言うなら「仁」が愛に近いんですが、でも「仁:思いやり、慈しみ」だし……つまり壮一帆さんの身体に流れる血は「武士」なんだと思います。 ・最後の大団円で、サリーを満面の笑みで見つめる壮ジョンがやったら印象的でした。でもそこにはやっぱり「愛」というより「義」な気がしたのです。 ・それで「壮マトで観たいもの」なんですが、もとい「壮マトができるもの」、それはやっぱり、日本物なんじゃないかと。男女の愛情だけではくくれない愛情が存在していた時代(別に衆道という意味じゃなくて、師弟愛とか同志愛とか主従愛とかそういうもの)。というかそういう時代じゃないと壮一帆さんのラブの無さがバレるような(真顔)。何よりも壮マトという二大エボシストを放っておく手はないと思うのよたっくん!!(そこ?)(そこだ!)。 ・という訳で梅田壮マト会議で出た自分の宿題「じゃあアタシは幕末が得意だからそこで壮マトできないか考えてみる!」に答えたいとおもいます(この人みずから喜々として宣言したらしいよ) 武市半平太×岡田以蔵 ……イメージは「おーい竜馬」のあの関係性です(ええ?)(ってわかるひとはおともだちになろうな!)。 ほら、役替わりの話のはずが壮一帆トークになった(笑)。 |
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