2008年03月25日(火)
是非いらしてくださいね。


 昨夜は「ユミコPBの対談相手がナツキさん」という情報をつかみまして、早速本棚から出して見てました。(持っているのに覚えていないって事は多分そこ読んでない)そこには満面の笑みでユミコ氏にお姫様だっこされるナツキさんが!ちょ!しぃちゃんだけに飽き足らずどんだけ!でもそこがいい(はいはい)。
 対談内容は今更ながらものすごく興味深かったです。つうかいいかけざんだねここも!(そこか!)



[伝書鳩返し]

・>赤黒観ました。
 >あなたの麻尋さんが来ていました。

 ぎゃ!このタイミングでそう言われるとちょっと気まずい!(爆笑)そうですかあたしのまひろがきていましたか(つるっと)。
 タレコミありがとうございます。攻受どうこうの前に、彼はほんとトウコさんの事大好きでリスペクトしているんだなぁと思うので、きっと「うわあ」って顔で口開けてたんじゃないかと思います(なんの根拠もない)。
 赤黒が非常に星組らしい公演になっているようなので(笑)楽しみです。


・>保健室もケーキもほのぼのしてて和みました。

 あざっす、感想あざっす!(特に雪組SSの方は反応皆無だったからちょっと安心しました)(笑)。



[花組メモ:中日公演から派生して壮一帆さんの話をする]


 ちゅうにちこうえんかんそう……すっかりタイミングを失いました(どうして失ったのかは一目瞭然なので聞かないでください)。
 なので、私の立ち位置的に、どうしてもしておきたい壮一帆さんの話だけしておこうと思います。


 評判どおり壮一帆さんのスタンはものすごくイイ横山でした。ほんとスタンのSはSのS!スタンの一挙一動に六実さんのM感帯(Mにしかない性感帯です)(ぎゃあ)が大激震です。そしてイジられるマチウのMはMのM、にいっそ同属嫌悪すら覚えるイキオイで共感(うわあ)。いや、なんつうか多分、小郷さんとかにイジされているむっさんはああいう感じだと思う(ええ?)。
 で、観劇前から私の中で話題沸騰だった花盗人な壮一帆さん。初日映像で思った通り大丈夫でした。というか予想を裏切って素敵でした。
 が、真飛さんの花盗人の時はおはなの国の王子様がきらきらと花娘たちと戯れているただただ美しい場面でその場面を侵さないようにじぃっと息をつめて見つめていたのですが(ええ?そんな風に見ていたの?)(ええまあ)、壮一帆さんの花盗人はなんか病院の庭だと思いました……いや、なんか死に行く人が最後に見る夢、って感じだったんだよごめんなさいごめんなさい。でもそう見えた。なんというかあの解脱感?ある意味幻想的で、ある意味すごくリアルな……。いやでもそれが素敵だったのは確かなんですが!が!が!

 で、そこから考えたんですが、壮一帆さんの花盗人が壮見えた(ジャスト変換)のって、彼のあの独特のマナザシのせいじゃないかなぁと。壮一帆さんのマナザシって、据わっているというか、ものすご遠く見ちゃっているというか、悪く言うと生気がなく見ちゃうときがあるんですよね……うわあごめんなさいごめんなさい(あやまればいいってもんじゃない)。
 そこから更に考えて、そういえば壮一帆さんの「恋してメロメロ」とか「娘役ちゃんにラブラブ」とか、所謂宝塚の必修科目である「愛」に対してまっすぐ対面している役って少ないような、つうか娘役ちゃんに恋している壮一帆さんのマナザシって見たことないような……(デレデレしているのは良く見る)(属性ヒロシで)。ぶっちゃけ恋する壮一帆さんて見たことないようなーなーなー?
 いつも横恋慕だし、そのマナザシは自分自身の内面に向かって卑屈に自虐だったりすることが多いような?もちろんそういう恋する役がないわけじゃないんですが、いざそういう役があると、そのマナザシは恋とか愛とか通り過ぎてもっと遠くを見ちゃうような?いや別に目の前の娘役ちゃんを見ていないというのではなくて、恋とか愛とかそういうものを乗り越えたもっと深くて高い感情を抱いているような気がしてならないのですよ……。例えに引き出すのはアレですが、全ツベルばらのアンドレも、目の前のナツキさんがあんなにエロかったのに、なんか一歩先へ行った愛だったよ壮一帆さんは……新公とかバウ主演作とか、ちゃんと娘役ちゃんとラブラブだったよ!と言われるかもしれませんが、私が見ている範疇では、なんかそういう印象なんです。そんな私の印象に一番近いのは「送られなかった手紙」のドミトリーです。まさにあんな感じで、どこか乾いている、なんか超越しちゃっている。でも包容力は異様にある、そんな感じなんです。
 もしかして壮一帆さんて(宝塚における)恋愛不適格者なんじゃないかなぁと思って、じゃあその壮一帆さんのそのマナザシがたどり着く先(ひいてはその愛情がたどり着く先)ってどこなんだろうなぁと思っていたら……そこが、その、真飛聖さんだったという……っ!

 いや!決して無理矢理壮マト変換しているワケじゃなくて!(笑)
 そう思ったのがショーのスパニッシュの場面で、真ん中で踊る真飛さんを見る壮一帆さんが「ちょ、おま!」な表情をしていたんですよ、ちゃんとマナザシがひたりと真飛さんにたどり着いていたんですよ。少なくとも私はあんな目する壮一帆さん見たことない!と全むっさんが震撼!(落ち着いて!)
 けれどもそのマナザシは愛でも恋でもないんです。なんというか「俺が一番気に入っているアイツ」なんですよね、そしてそれは壮一帆さんの最上級の愛情表現にして、唯一の愛情表現(うわあ)。

 なんだか言葉足らずというか言葉すべりまくっていますが。
 そう思うと実に壮一帆さんという男役さんは実に興味深いです。今回、その壮一帆恋愛事情についてああだこうだ言ってみたんですが、もうひとつ、今回の公演で思った事は、この人は自分の中のうちなる熱とか狂気とかをちゃんと秘密の小箱にしまっている人なんだなぁと。そのうちなるもの振り回されることもなく、持て余すこともなく。でも飼いならすとかコントロールするのとも違う。出し入れはできるけれど、制御はできない。けれどもそんな自分を自分が一番良くわかっている、そんな感じ(伝わらない)。だからイキナリテンションアゲアゲになったり、宝塚イチの汚職役者だったり、絶望する芝居がものすごく似合ったりするんじゃないのかなぁと。


 とりとめなくなってきいました。でもとりとめなくなるぐらい壮一帆さんの事が大好きです。ほんと全然伝わってない思いますが、私的には色々発見があった中日公演でした。なので今後とも壮一帆さんの事はじっとりねっとり見ていきたいなぁと思います(ちょう迷惑だ)。


【まとめ】

 花組次回作で壮マトが見られるらしいよ!楽しみだね!(そこ?)



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