2009年04月26日(日)
ねこ曜日


 SSが先がマシンガンが先か、そこが問題だ(いやどちらが先でも問題なんじゃね?)


[とうあすに捧げるマシンガン]


 とうあす、が好きだ。


 もちろんピンでも好きなのですが、何が好きかって私はとうあすが好きなのだと、星組公演を観るたびに思っていました。トウコさんというタカラジェンヌに出会えたこと、あすかちゃんというタカラジェンヌに出会えたこと、それだって(もっというと人の出会いは)奇跡なのに、トウコさんとあすかちゃんが出会って、星組でコンビを組むこと、ほんとうにきせきだなぁと思うのです。その奇跡に酔いしれた二年とちょっとでした。

 とうあすトップ就任時は、ただそれまでがんばってきた二人にようやく与えられたご褒美という意味で、そりゃあ全身全霊で寿いだものですが、そうした祝辞を除いた上で、トウコさんとあすかちゃんに対する私の気持ちは「ちょっと苦手だな」というものがありました。苦手というと適切じゃないのですが、当時の二人は、なんか痛々しすぎたんですよね……。トウコさんは私がヅカファン(≠ヅカオタ)の頃から好きで、初めてのお茶会もトウコさんとこだったし、うっかりトウコさんの若手の頃のDSとかも行っているし(ラフ・タイム)、そもそも麻路さきさん退団後、少し離れていた星組に戻ってきたのもトウコさんが組替えになったからに他ならぬわけで。ねつトウコでぎゃんぎゃんやっていた頃は「トウコさん萌えええええ!」だったのですが、ねつトウコ解散後、それまで積極的にいじっていたトウコさんのそういう萌え=痛々しい部分が正視できなくなってしまったという(じゃあねつトウコの時は正視していたのかと言われればそうとしか言えない……っ!)。あすかちゃんは最初から痛々しい子だと思っていました。若くしての抜擢とか宙→花への組替えとか、そういう扱い的なものじゃなくて、本人の本質がものすごく痛々しいと。考えすぎかなとも思っていたのですが、この辺りが皆あすかちゃんを好きなのを見て、やっぱりそうだよな、と(平たく言うとヨゴの人たちが好きになるに決まっているじゃないか、という事です)(笑)。そんな風に見ていたので、コパで前哨戦を観ているとはいえ、とうあす、は痛々しい×2でやっぱり私が観るのに心痛めるものになってしまうのではないかな、とも思っていたんです。ところがお披露目の「ヘイズ・コード」でその危惧は打ち砕かれました「カワイイ!!!」。なんてかわいんだろう、なんてしあわせなんだろう。「シークレット・ハンター」もすごくかわいくて、すごくしあわせ。誰かが言ってたけれど、この二人がコンビを組んだら大人っぽいものを見られるのでは、と思っていたのに……。でもこの二人のスタートにあのカワイイものをぶつけたのは本当に正解だったと思う。ほんとうにとうあすから醸し出されるしあわせ感てたまらなかった。なんでこんなにしあわせなんだろうと、毎回毎回デュエットで思っていました。
 忘れられないのが、博多座ネオダンでのとうあすデュエット。わたとな解散デュエットでもあったあの曲をそのままやっていたのですが、わたとなの時は偕老同穴ソングに聞こえたのに、とうあすはプロポーズソングに聞こえてきて。そうやって同じものが全く違うものに聞こえた、でも同じもの。変わったようで、変わらないもの。そうやって繰り返していくのだなぁと、そんなとうあすの中に見た永遠。うまく伝わらないのですが、私の中でとうあすはとうあすと書いて「かわいい」または「えいえん」と読むものでした。


 最後に言うのはありがとうかさようならなのか。
 でもやっぱりとうあすはえいえんなので、何も言わなくていいような気もしています。



 という訳でSSを書きました!(やっぱりそこかー!)
 フェアウエルとうあす




 コレを書いているのは日曜日の朝なのですが(笑)、本当に晴れたね、すごいね!
 今日旅立つ全ての人と、今日見送る全ての人に「しあわせ」と「えいえん」が訪れますように。




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