| 2008年05月10日(土) | ||
| 愛しているって言わないで、それ以上の言葉をあなたに言えなくなるから | ||
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引越しの物件探しと並んで、私がイヤなもの五本の指に入る見積がひと段落しました。経験がモノを言うところなんで(そしてそんな経験ないのでな)、ほんとヤなんですよ(ヤとか言うな仕事だから)。所属が変わった事で見積会議のメンツが全然違ったものになって、どんな雰囲気になるかちょっと怖かったんですが、何事もなく終わってよかったです。しかしいつの間に会議が始まる前に会社理念の唱和なんかするようになったんだろう(笑)。 お仕事モードだったんです、て事で。 [スカステメモ] ・壮部創部準備会二人かかりで仕事抜けて電話かけたのに玉砕して見にいけなかった壮一帆DSファーストランを見ました(長!)。冒頭のDJ風アナウンスに撃沈、自己紹介ソングに撃沈、ああ壮一帆さんはなんて期待を裏切らない人だろうとオモロ方向に行きつつも、普通に壮一帆さんに「素敵だなぁ」とうっとりしてしまいました。一番興味深かったのが、宝塚メドレーのところで、ちゃんと曲(当時演じていた役)に合わせてキャラのシフトチェンジしていたこと、つうか役に芝居に入っていたなぁと。と、感心していたら、この間見たタンゴアルゼンチーノ新公の壮一帆出オチソング(冒頭のすみれ様がやっていたソロ歌)が出てきて、咳き込むほどに爆笑しました。い、いやあ壮一帆さん歌上手くなったよなぁ!そんな風にわたくしを振り回す、それが壮一帆クオリティ(笑)。やっぱりこの人好きだわー。最後のオリジナル曲がすごく好みの曲調でした。 何度かみつるが真飛さんに見える瞬間がありました。多分、あの眉間のせいかと(笑)。 あ、あとナパームスクエア的には壮一花(かけざん表記のはずが芸名のようなこの字面)(笑)を推そうと思いました。本公演ではちゃんと見たことなかったのかなぁ、なんか雰囲気がすごく良かったです。というわけで本日のタイトルはそんな壮一花から受けたインスピレーションです。一行詩ならぬ一行SS(ええ?)。でも基本は甘いカプではないと思います。キモは「あの一花が実はおびえている」そんなコンセプトで(さっぱりです)。 ・プチボヤージュがタイムリーにこの間行った芦屋川でした。まあ私が行ったところとは全然関係ないのですが、しずる君がシルバーアクセサリーを黙々と磨いている様を見て、こういうもくもくとした作業をしている男子は何気にエロいよな、と思いました(涼さんが美の旅人でろくろをまわしていたのを思い出しつつ)。プチボヤージュは毎回そういう場面を入れるといい(無茶言うな)。あと「近代建築プチボヤージュ」をやるといいのに、とも(だから無茶言うな)。 [ナツキノート] ・茶会で買ったジョルジュおもしろ写真が届きました(笑)。ニヤニヤしながら見ていますが、どっちかというと「かわいいー」じゃなくて「おっもしれー」な方向のニヤニヤなんで安心してください(それもすごく心配だ)。 ・ナツキBi-danを見ました。和楽そのものはその値段に購入を見送りました(笑)、というか番組だけでかなり満足。つうかバスローブ!……一番面白かったのは、篠山先生がインタビュー受けているところで、隣で並んで座っているのに「今あたし写ってないだろうし」な顔で、手にした蝶のアイマスク(笑)をイジっているところです。なんか気のおけないトモダチと喋っている時みたいだった(気を使わない間柄だから真剣には聞かないけれど、話はちゃんと聞いている、みたいな)(わかりにくいです)。素っぽくて、おもしろいなぁと。あと「今日食べていい甘いものの量」をカロリーじゃなくて質量ではかるところがカワイイと思いました。「今日はこれっくらいたべていい」と両手でちっちゃい輪をつくって、そこに入るぐらいがナツキさん的「食べていい量」らしいですよ。シュークリームならそれがすぐにいっぱいになっちゃうけれど、ちっちゃいチョコレートならまだ食べれるという(説明になってるかなぁ)。そんなアナタに、両手一杯の金平糖を(いりません)。 ・ヘブンリースプーン(いっこせんえんのハーゲンダッツ)が発売早々完売だそうですよ。ナツキさん手に入れられたかなぁ(ものすごく無駄な心配をしてみる)。 <------境界線------> アンカレ話の続きを。というかその前に新公配役にはびっくりしました。てっきり麻尋夢咲裏日本コンビでくるとばかり。でも私は麻尋に何がきても面白いと思うので(素)残りの配役出るのが楽しみです。しかし3公演続けて初主演・初ヒロインっていうのも珍しいよね。 という訳で、続き。 [星組メモ、というか麻尋メモ] 実は幕が開いて最初に思った事は、(わたしが好きな)麻尋の中でもてあまし気味に蠢いていたモノが役に対して真っ直ぐむかっている、って事だったんですね。言い方は悪いけれど、主演という立場を得て(つまりはしどころのある役、出番の多い役、感情の流れがちゃんと脚本上にある役)、ようやくそれを外に出すことが出来た、と。でもそれゆえに麻尋に足りないもの、欠けているものがよくわかった、という。正にワークショップだったなぁと。 作品の感想でも言いましたが、今回麻尋の男役恋愛スキルの低さをまざまざと感じました。スカステニュースの稽古場レポで「今までラブシーンをやったことが無くて、それを言ったらケーコたんが『そりゃ大変だ』と真っ青になった」という話を聞いたとき、そんなに深くは考えなかったんですが、ああ、これなら『そりゃ大変だ』となるなぁと。逆にそのスキルの低さが私に「こどものようなヴィロンスキー」を思わせたんだなぁと思っているので、それはそれでアリというかむしろ喰らいついたのですが(笑)。更にもう少し言うと、そもそも麻尋は舞台上の対人スキルがあまり高くはないんですよね(これはナウオンでもケーコたんに指摘されていた)。エルアルコン新公インタで「歌いこんでしまう、歌に頼ってしまう癖がある」と言っていたのも、そんな傾向かなぁと。 そういった意味では麻尋は私が好きな「やくしゃ」ではないと思うのですが、それでも惹かれてしまうのは、というかそれなのに惹かれるほどに彼が持っている「熱」が私にはたまらないのですよ。ダメだしのような事を言っていますが、そんな麻尋ヴィロンスキーに引き込まれたのも事実です。上手く明文化できなくてアレなのですが、やっぱり私、麻尋はすごくいいと思う。何よりも本人がそうした課題を自覚しているっぽいので、逆にこれからがすごく楽しみです。何でもできる優等生かと思いきや、麻尋にはまだまだ伸び代があるよなぁと。 後述すると言いつつ、ちゃんとした説明になってないのですが(笑)、そんな風に「男役恋愛スキルが低い」麻尋なんですが、千秋楽は麻尋比で(笑)ちゃんと恋する男になっていました。私が見慣れただけなのか、私が何かカン違いしていただけなのか、それともこれがワークショップマジックなのか、若いっていいわぁって事なのか(だんだんズレてきた)。スカステで全編入ったらその辺再考してみたいと思います。 あとこれだけは書いておきたい。麻尋の背中がきれいだな、と思いました。軍服効果かなぁ、いい背中、後姿をしているなぁとちょっと感心したのです。 なんか全然言いたいことを伝えてられない気が……(うなだれ)。一生懸命言葉を探しています。麻尋を表す言葉を、麻尋の事を伝える言葉を。 |
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