2007年09月28日(金)
タリーズのベーグルってふじもとだったのか!どうりでうまいはず!


(昨日が余りにも感情的で感情移入しすぎなので今日は非ヅカ話)




 しごとのはなしなんで、まわれ右(全員返すのか!)(笑)




 今のプロジェクトがようやく終わりまして(6月中から足掛け三ヶ月)。
 短納期だったのですがなんとか無事納めることができました。色々あったけれど、結局今回のって外患じゃなくて内患だよね、つうか人害だよね(ものすごい癖のある協力会社さんにものすごく心的傷害を受けた)(駄目な大人は大人になるまで大人になっても大人の癖に駄目だから本当に信じられないくらい駄目でそしてそれは絶対に改められないということを知る)。結局、私のやってたことは間違っていなかったよ?……まあ今だからこそ言えるのかもしれないけれど。で、来月からまた新しいプロジェクトが始まるのですが、今回はリーダーを外してもらえたので、そしてこのあいだみたいな短納期じゃないので、のんべんだらりのんびりのんきにやりたいと思います。

 そんな中、今日は会社の研修で横浜まで行ってきました。まあ4回ぐらい睡魔と闘ったんですが(二時間おきに眠くなるな!)、それでも色々発見がありました。こういう研修は昔からいろんなものを受けさせられるのですが、ようやく最近になって、やっと研修で受けたものと自分の今が繋がってきた気がします。もちろん私の立場が変わったせいもあるんだけれど、タイミングがいいというのもあるのだけれど、講師が割と外れていないというか(講師は社内の人間がやっています)。それって合併した親会社の人材なんですよね。で、私がつまんないと思っていた研修は合併前の会社の人材が講師で、現場意識実戦経験のない(乏しい・久しい)人事の人が片手間にやるような感じだったんですよね……。まあ人間が増えたからそれだけいい人材も増えるといえばそれまでかもしれませんが。
 今日の研修を受けて、私がいつも言っている「ソフトウェア開発のソフトって人って意味だよな」がやっぱり間違っていないなぁと思いました。「ものづくりは組織づくり、組織づくりは人づくり」に激しく同意。あと講師の方が所感で言っていた「プロジェクトマネジメントのツールや手法は色々あるけれど、それはみんなタスクマネジメントを語っているだけで、肝心なピープルマネジメントを語っているものは少ない」になるほどと頷いたり、システム開発に関わる費用の八割は人件費、と言われて……ほら、やっぱりソフトって人って意味だよ!(ひとり我が意を得たり)。
 で、そんな中で「最近はプロジェクトマネージャーをやりたがらない人が多くなった、特にIT業界は」と。だろうな私だってやりたくないなりたくない。そんな風に「ひと」を扱うこの業界は特に難しいんじゃないかと思いました。他の業界は知らないからなんとも言えないけれど、そもそもシステムっていう目に見えないものを作るんだもの。目に見えない「仕組み」とか「ルール」とか「データ」とか「情報」とかを操るんだものなぁ。だいたい私、未だに自分の職業を上手く説明できないもの。いや、今やっている仕事は説明できるんですけれど、何もしらない人に「SEってなんですか」と聞かれても答えられない。ちなみにそんな時は「すてきなえんたーてなーの略です(キメポーズ)」と答えています(ダメじゃん)。そんな風に一言では説明できない職業で、「ひと」がとても大事な職業で、目に見えないものを扱う職業で……ああああああ(なんか色々と思うところがありました)
 こんな話をしていると、むっさん進んでそういうマネジメント職にまっしぐらなのかと思われそうですが、実はそれは消去法で残っただけなんですよね。単純に技術で勝負できなくなったから(己の力量、というより時代に技術が合わなくなった、と思いたい)、これしかなかったというか、なんというか。とりあえずこのまま続けるならばこの方向で行くしかないという覚悟もぼんやり出てきた(すごい今更だけど)。ただこんな風な仕事の仕方で続けられるのかなぁつうか本当に嫁行く気ねえのか?いいのか?とも思うし(リアルだな)。
 で、思い出したのが去年今頃、全力で死にそうになってた頃に、私のことを聞いたとある人が「そんなにがんばるなんて、その子はよっぽどその仕事が好きなんだね」と言ったとか。ううーん、どうなんだろう?残念ながら好きと思ったことはありません、でも嫌いではない。楽しいと思ったことも最近はありません、でもつまらなくはない。もちろん向いているとも思った事もないですし。ただやりがいだけはものすごくある。つうかありすぎる。それになんでもかんでもガムシャラー(インシャラーの親戚みたいなもんだと思ってください)(ええ?)に向かっていく自分の性質がぴったりあったのかなぁ、と。

 なんというか、こういう十年目もいますよ、と。参考にはならないけれど一例ではあるかと。
 で十年目以降はこれから必死に模索していくのです。





 というわけで明日も研修です(土曜なのに!)。
 なんか悔しいので帰りに中華街で豚まんでも喰ってきます。


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