2007年08月17日(金)
プラネタリウムのように星と星とをつなげたい。わたしも。


 ただいまー。

 満たされてきました。満たされすぎて飽和状態です。
 観劇感想は後でやります。主にすずみしおさんとまりのゆいさんについてうざったく語る予定(ええ?)。近代建築萌えはデジカメで撮ってきたので後でまとめますが、チェキ日記じゃなくてページつくらないと無理かもなぁ。

 という訳で今日は旅日記を記しておきます。もしかしたら役に立つかもしれないいや単なる覚書です。


[8/15:いちにちめ]

 初スカイマークで博多へ。初だったので色々と面白かったというかちょっと驚きました(笑)。博多は四度目ですが、一人で来るのは初めてです。昼夜観劇。ほんとテンション高いメール送ってすみません。一泊目は中州の東京第一ホテル福岡。劇場から徒歩三分、らくちん。普通の部屋だったんですが、なんだか異様に貸出サービスが充実していて、DSとか漫画全巻セットとか(漫喫か)、小物用洗濯乾燥機とか。テンピュール枕ミレニアム(うちでつかっているのと同じ奴)を貸してもらって良く眠れました(いや枕関係なく眠れるけれどね)(笑)。
 この日は夜ごはんに一人で屋台に繰り出したんですが、隣に座ってたお嬢さん(てっきりその隣の男子と一緒だと思っていたらおひとりさまだった)にナンパされて一献酌み交わしました。しかも同じ千葉県民で無駄に同郷意識が。うわ、なんだその屋台みたいなの!(いや屋台なんだよ)、全然想像も想定もしてなかったんで面白かったです。

[8/16:ふつかめ]

 朝ごはんを食べにでかけてそのままプチ近代建築萌えツアー。チェックアウトが11時だったので荷物はおきっぱなしでらくちんでした。工事中の福岡公会堂貴賓室は、外観も覆われていて見れませんでした。福岡市文学館はなかなか見ごたえがありました。ちなみにそこから橋渡ると「鶴の子」の石村萬盛堂の本店があります。(ホテルオークラの前)鶴の子も好きなのですが、ここで出しているマシュマロが正統派マシュマロ、って感じでおいしいと思います。前回も買いましたが今回も買って旅のお供のおやつにしてました(笑)。古風な店構えも雰囲気あって結構好きです。どちらも博多座から徒歩圏内です、と役に立ちそうな情報を流してみます(笑)。
 この日は昼を観劇して、そのあとむっちゃん万十の為だけに天神まで足を伸ばして(アクロス福岡から地下道で行けるのね、知らなかった)、ついでにキャトル詣。意外に道を覚えていました。
 で、博多駅に戻って一路門司港へ。門司へ行く方法って色々あるんですが、私は在来線に乗りたくて一時間半の快速電車で。いやもう携帯でSS打ってたらあっという間でしたよ!(それなんの基準にもならない)在来線を選んだ理由がもうひとつ、海沿いを路線が走るんじゃないかと思って期待していたんですが、実際に海沿いを走るのは小倉以降なので、新幹線でも変わらなかったかも。北九州市近辺のコンビナート群に萌えました。
 五時過ぎの電車に乗って門司港についたら、ちょうど日没で関門海峡の向こうに沈む夕日が見れました。わざわざ門司港泊にしたのは、夜のライトアップが見たかったからなんですが、日没も見れてすごく得した気分。宿泊は門司港ホテル。ツインのシングルユースでオーシャンビューのすごいいいお部屋でした。
 夜ご飯に出かけて、そのまま夜景を眺めてぶらぶら。海では精霊流し(でも流れないように全部ロープで岸に紐付けていた)(流すというか漂わせてた)をやっていました。そしたら今日最後の関門海峡に出る遊覧船があるというからそのままつられて乗船。もうどんだけ浮かれているんだかわかるエピソードですな(笑)。でも関門大橋のライトアップとか、対岸の夜景が見えてきれいでした。
 で、遊覧船でちょうど反対側に座っている(わたしから見れば)おねえさん(笑)が、どうも泣いている風だったんですよね。まあ、ひとそれぞれドラマがあるなぁと気にもとめていなかったんですが、下船したら声をかけられて、邪魔してごめんなさいと謝られて、全然気にしてないですよと言ったら一杯つきあえと(笑)。ちょうど去年お父様を亡くされていて、新盆の精霊流しで来ていて、ひとりで感極まってしまったとのこと。まあでもいいかなと思ったら一杯どころじゃすまなくてね(遠い目)。きっと誰かと話がしたかったんだろなぁと思いつつ、一方的に話をされてしかも話がループしだしてね(更に遠い目)。でも身につまされる事がたくさんありました。よくよく聞いたらウチの母親と同じ歳の方で。そんな方に「夫や妻は代えられるけれど親はかいかえできないのよ」と諭されるとちょっとくるものが。でもほんと一杯じゃすまなかったから(笑)。いやこういう時に飲んでも顔に出ないって問題だなぁ。部屋が良かったので、ゆっくりしたかったというのも正直な気持ちなんですが、これも旅の醍醐味だなぁと思いました。しかもおごってもらっちゃったよ……。

[8/17:みっかめ]

 三日目は一日かけて門司港観光、もとい近代建築萌えー、と思っていたんですが、思ったより門司港界隈って小さくて、行きたいところが皆午前中で回りきってしまったという。あ、あとこんなに近くにありすぎるとちょっと気分的に飽和状態になりました(笑)。もうどこ行っても蓄音機が置いてあってね、何回恵斗さん萌え(@空蝉)すりゃいいんだ!(キレるな)。なので急遽午後から予定変更。前にロムっ娘ちゃんに薦めてもらった人力車ガイドをしてもらいました。これが何気に面白かった。特に自分では行けないような山手の路地裏とか、昔の歓楽街とか。今回近代建築萌えばかりだったんですが、もうちょっと門司の歴史とか押さえてくればよかったなぁとちょっと後悔。で、それでも時間があったので、周遊バスにのってめかり地区方面に行くか、船に乗って巌流島に行くかと迷ったんですがやっぱり海だよな!と巌流島に。ちなみに直通かと思ったんですが、一旦下関に行って、そこから乗り継いで巌流島行きなんですね。しかし巌流島って何もない(ぽかーん)。おーまくんが行った時にはあった売店すらなくなってました。自販機すらない。海風は吹くけれどとにかく暑い。次の船が出るまで、海を眺めてぽかんとしてました。でも関門海峡、一日に400隻の船が行きかいするというだけあって、ほんとに船がたくさん見れてね。タンカー船とか、コンテナ積みまくったでっかい船とかとおりすぎるのをみてると、なんかテンションあがってくる(笑)。きっときよしくんはこういの好きだと思う(きめつけ)。そんな感じに門司港を満喫して博多に戻りました。ちなみに戻りは小倉乗換えの新幹線。接続上手くいくと40分ぐらでいけます。在来線利用にプラス940円。門司港の規模的にも、新幹線利用だったら半日観光でもいいかもしれないです。つうか初めて700系乗ったよ!一駅だけだけど(笑)。


 あ、やっぱり全然参考にならないや(笑)。まあ六実さんがどんだけ駆けずり回っていたかが伝われば、と(伝える必要全然ないけどな!)。



 明日は一般参加です(笑)。こういう時絵でも描ければ、博多座速報ペーパーとか置かしてもらえたよなぁ、とヨゴ有明班として混ざれなかったのがちと残念。博多土産でもくばるか(笑)。
 夏休み、ラストスパートです。











 ちょっと沈めるね。


[博多座雑感]

 泣きませんでした。
 いや、多分大丈夫だろうなと思っていたからアレだけネタにしていたんですが(笑)(いやな管理人だ)。もとい当時は大真くんばかり見ていたから、改めて俯瞰して「ダンディズム」を見ると全然別の作品に見えてきてね(笑)。逆にキャリオカが、カンカン帽が、All by myself(曲)が残っていたことが嬉しくてね。なんだか引き継いでくれているみたいで、そこにいたことの証しのようで、むしろ嬉しくてね、いっその事「いた」って事は「いる」って事とそんなに変わらないよな、同じじゃないかと思えてきたりね。うわもうなんか痛いというかヤバいこの人(笑)。でもだから大丈夫だったって話です。

 タカラヅカって永遠だなぁと思いました。

 最後のとうあすデュエット、わたとなの時は偕老同穴ソングに聞こえたのに、とうあすはプロポーズソングに聞こえてきて参りました。これから歩いていこう、ずっと一緒にあるいていこう、やっとたどり着いた場所から始めよう、と。一公演経ているのにそんな初々しさがまだあったのか、と驚くと同時に、でもこのふたりは「いつまでたってもしんこんさん」みたいなカプなんじゃないかと思いましたいや本気で。なんだろう。ずっと繋がっていくものだから、終わりがないから、いつだって始まりで、変わっていくけれど、変わらなくて。そんなえいえんをとうあすの中に見つけました。

 くさい。でも本当にそう思ったんだもん(だからだもん言うな)。

 タカラヅカっていいな。それにちょっと泣けてきました。
 そんな夏の博多座でした。


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