2007年06月10日(日)
クライマックス


「もりあがる話」

 男と女がベッドに入った。
 男は電気を消した。
 女は言った
「暗いわ、暗いマックス!(クライマックス=最高潮=盛り上がる)」
 男の名前は、マックス。


 ……っていうアメリカンジョーク?(アメリカンじゃないと思う)を子供の頃に意味もわからず覚えてネタとして使っていたなということを、唐突に涼さんのお茶会の冒頭で、演出で真っ暗にされたときに思い出しました。
 つうかなんだそのネタは、つうかどういう子供だったんだ君は。


 涼茶いってきたよ。


[涼茶メモ]

 今やネットのあちこちで拾えるから、もう自分ちの仕事じゃないかなと思っていたんですが、やっぱり自分で書かないと忘れちゃうんだよね(笑)。
 いつも通りの聞き書き局所的メモー。

・で、六実さんがそんなイヤな感じの幼少期を思い出した(笑)お茶会冒頭、涼さんの入場シーン。暗転されてさくらのテーマソングが流れて、いやに思わせぶりだったので、あ、会場にあったお立ち台(×2)の上に唐突に現れてスポットが当たる、って演出だなとそこまでは見当ついたのですが、スポット点いた時、壇上の涼さんは舞台どおりはんなりとさくらの花びらを手のひらからはらはらと散らしておりました……ど、どこまであざといんだ!(わなわな)素敵!(ふるふる)。
 しかも打ち合わせの時点では暗転演出はなくて、普通に入場してお立ち台ではらはらやるだけのはずが、入場直前に「お立ち台あがるまで暗転にしたらいいんじゃないか」と演出プラン変更したとか。いやー、でも盛り上がった、まさにクライマックス!(無理矢理自分のネタにつなげます)(くだらないからやめなさい)。
 そんな演出をやり終えた涼さんはひどく満足げな満面の笑顔でした。

・いでたちは、黒地にさくらの花びらがはらはらと控えめに散った着物と、ピンクのインナー(インナー言うな)(なんて言うの?)にピンクの帯。帯は衣装部さんに「残業して」結んでもらった変わり結び(とんぼ結び、ってゆってたかなぁ)(知識皆無)、いやすごいピンクの色が利いていてかわいかった。

・そんな感じに今回も司会不要脱線上等(笑)の涼さんマシンガントーク(でも涼さんは脱線してもちゃんと戻ってくるからえらいと思う)。特に言明はしていなかったんだけど、今回も「座ると着物が崩れるから」と立ちっぱなしトーク(exしぐれ坂のお茶会)。そゆとこプロだなぁと思います。

・公演話(さくら)。桃太郎の箱の中で何をしているのかという話で、あすかちゃんの「戦えば〜おつよいのに〜」に合わせて歌っているんだとか(笑)「だってカラオケボックスみたいで」と。ところがその歌が隣の箱の和明石にも聞こえていて、そこから「あの場面にあすかちゃんの歌をオクターブ低く歌うお化けが出る」とかなり噂が広まったんだとか。で、実はそれが涼さんだとわかって「お前だったんか!」とあちこちで言われて、そんなに広まっていたのかと驚く涼さん。つうかお化けという前に誰か気付いてくれ、つうか絶対明石が無駄に広げたんだと思うんだよね!(断定か)。

・さくらの花びらを綺麗に散らすコツ。「綺麗に重ねた花びらを、すすすっとずらして乗せておくときれいに散らせる」で、「こんなん解説しても何の役にも立たないですね」みたいな事で落としてました。ちなみにその花びらは同期のエレナ様が毎回きっちり重ねて手渡してくれるんだとか。すごいきっちりしてそう。

・桃太郎に対して、同期三人娘は「(お供の)イヌ・サル・キジ」という事になっていて、涼さんの後をついてまわっているんだとか。私的に「イヌ=エレナ様、サル=かっちゃん、キジ=マリーノ」かな、と思っておごりんに聞いたら即答で「イヌ=かっちゃん、サル=マリーノ、キジ=エレナ様」と答えてくれました。ああ!そっちが正解だ!さすが星娘評論家の小郷さんだ(笑)。

・山法師の話から、涼さんのオフで体験した怖い話に。
 東京にきて今年初めて電車に乗った(そっちをむしろツッコミたい)涼さん、終電でがらがらの車内でなぜか目の前にすごいよっぱらいに立たれた涼さん。ああ、これはよっぱらい芸を勉強しろという事なのかと思う涼さん。が、うっかりちょっと絡まれてどうにか逃げる涼さん。まあその話の詳細はさておき、着物姿で壇上で、つり革につかまってよっぱらいがぐるんぐるんするアレを何度も何度も繰り返し、よっぱらいが真顔で「ん?」とにらむ様をモノマネをする涼さんが終始面白かった(笑)。

・チョンパが好きなので、今回の公演が嬉しい涼さん。そういえばDSでも言っていたね、どんどん夢をかなえているよあの人(笑)。
 と同時にこの公演が終わるのが「チョンパができなくなるから」寂しいという涼さん。星組で前に日本物ショーをやったのが、大劇場御披露目の「宝寿頌」で14年前の事。今度チョンパをするまでにまた14年待たなくちゃならないんじゃ……と本当にチョンパしたいんだな涼さん(笑)。ちなみにベルリン公演の時は獅子舞の中にいたのでチョンパには参加出来なかった、と(あれ?「蝶・恋」ではなかったんだっけ……?)。

・公演話(シークレットハンター)。残念ながら(笑)、M栗巣話はそれほど拾えなかったんですが、今回のマックスという役で、初めて紫君とガッツリ組んで、この役柄を通して色々話をする事ができて、あすかちゃんとも兄弟という役どころで、さくらの舞台袖でも「おにいちゃん」と慕ってくれる。この役を通して、そういう気持ちというか想いを受け取ることができていることが得がたいこと、みたいな事を言っていたのがすごく印象的でした。うん、それを受け取った涼さんがまた気持ちを返しているのが伝わってくるよね(真面目に発言)。

・ここは見逃さないで欲しいというところは?と聞かれて、冒頭のマックスさんが「本国に連絡を」と振り返るところ、と。あそこでいかに余裕を持って振り返れるか、気を遣っているので観て欲しいと。いやもうそういうこだわり大好きです。でも個人的に、あそこは振り返る前のあの背中が相当素敵だと思っています。ぴしっとしたあの背中、思わず見入ってしまうわたくし(……なんかピュア発言みたいだ)。

・「プリンセスー!」の演技の工夫を問われて、あそこは別に受ける場面と思っていなかったそうで。稽古場ではやたら同期三人娘がウケていたんだけれど(勝手にそこだけ盛り上がる様が目に浮かぶ)(笑)、それ以外は別にという感じで。でも実際舞台にのったら意外にウケた。そのことに「あれ?ここおいしいん?」とエージェーンシー社長の血が騒ぐ涼さん(笑)。でもあそこはあくまでマックスさんとしてやっているとの事。「やりすぎるとおもしろくない」……よくわかっているなぁ(笑)。

・結婚式の場面で、プリンセスと踊っていますが、何か裏設定は?という質問(いやほんとにこういう質問)に対して、こだまっちの中では「シークレットハンター2」をやるならば、マックスさんとジェニファーはくっつく方向、という事になっているという回答。私はどこかでこの話を聞いて、自分のSSの中に組み込んだんですが、こだまっちが自ら「シークレットハンター『2』」と言った事に驚きです。

・マックスさんは実は衣装が一種類しかない、な話から、くみちょに「とよこ、信号機全部そろっているなぁ」と言われて「でも青が多いから進めー!って事ですかね」と言ったという涼さん(笑)。いややっぱり青が多いから「俺より安全な男はいない」なんじゃないか?(それ前の公演だから)(笑)。

・マックスさんの役作りの参考にしたのは、プリティ・プリンセスという映画だそうな。私全然しらなくて、今↑であらすじ読んだんですが……萌える(真顔)。

・「ヤマーン」「アイリー」の意味を問われて実はよくわかっていないという涼さん。どうやら「はじめまして」とそれに対する言葉らしい、との事。で、この言葉の意味が生徒間でも話題になって(フォローしろよこだまっち)、同期のマリーノに涼さんが聞いたところ「そんなん『山(ーん)』と言ったら『川』って意味(そういう合言葉)やろ?」と。おもしろすぎる。今回、割と同期ネタが拾えたのが収穫でした(ほくほく)。

・博多の話になって、まだは配役がわからない、と。でもフィナーレがなくなる分、芝居の時間が増えるはずだから、マックスの役がもうちょっと膨らまされて、それ演じられたらいいな、みたいな事を言ってました。個人的に涼さんの男爵も気になるけれど、マックス続投もまたいいなぁと思った次第。

・涼さんへのプレゼントは、涼さんのリクエストで「プリンター」。なんかでっかい箱が台車で運ばれてきて面白かったです。あいつ絶対自分の写真ばかり出力してうっとりするんだぜ(超言いがかり)。

・最後の挨拶。自分の夢を応援してくれる皆さんの気持ちが自分にとっての宝物、と。「とっておきの宝石」って事ですね!(またピュア発言か)(割と)。



 相変わらず楽しいお茶会で、ほんと毎回萌えさせてくれて(そこがだいじなの)、ほんとあの人すごいなぁ。
 前にも言いましたが、涼さんが気になったのはイーハの時の藤原先生、その後のベルばらの衛兵隊の時にはもうピン撮っていたわたくし六実、お茶会も王家の時からだいたい参加していますが、ほんとあの人に対して萌え飽きることがないなぁと思った次第。成長、という面もあるとは思うのですが、実にここまでほんと色々な涼さんを見せてくれているなぁと。ちょと思わず振り返ってしまいました。

 最後の握手の時に「いつも素敵ですが今日はマックス素敵です」と言ったら「マックスありがとうございます」って笑ってゆってました。いや、相変わらずいい返しだ(素)。そんな涼さんが「マックス大好き」です。







 また一週間がんばろう、アゲてこう。


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