2006年12月23日(土)
隠れ家歯医者さん


 ヘイズコードとワイズマートって似てるよね!(似てまてん)(今日思いっきり読み間違えたらしいよ?)


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 星新公トーク@愛短を見ました。いやー、30分のダイジェスト版ってすごい見ごたえあるね!(担当組なら尚更)うっかりこの公演が同期かけざんまつりだと気づいてしまいました。和梅、和明石、梅明石、はにゃかずのしん、かあさんかずのしん(かずのしんは受か)、夢乃×オトハナ……(あ、むっさんキラキラしてきた)(やだこの人)。私的には夢乃×オトハナが新しかったです。涼さんのオコーナーが鼻の下伸ばすイキオイなら夢乃君は鼻の穴広げるイキオイです(笑)。
 で、私の中で和梅明石の学園ものが繰り広げられしまったのです。



 もうすぐウメが転校する。それを聞いた明石は
「元気出せよ!きっとむこうでも友達できるよ!な!元気だせ!」
 必要以上にテンションが高いのは、むしろウメを元気付けているというより凹みに凹んだ自分の気持ちを鼓舞する為なのだと、皆知っているが何も言わないのは、そんな明石があまりにも痛々しいから。明石だけが密かにしている明石のウメへの想いを皆知っているから。そしてそんな生暖かい同情(と憐憫)に気づかず、明石は最後の日までウメに必要以上にウザく絡みつづけた。
「思い出作りに皆で映画いこうぜ!」
「あ、今日の給食の余りやるよ!」
「いいから、掃除当番代わってやるぜ!」
 ウメはそれをやわらかく笑って受け止めるだけ。それに明石の心はきゅう、となる。ずっとずっと(明石だけが)密かに抱いていたこの想いを伝えてしまおうか……でも、


「いっちまったなぁ」
「ああ」
 いつも三人でつるんでいた川原で、明石と和が並んでぼんやり水面を眺めていた。明石は落ち着かない様子で、急に立ち上がり、急に水切りをはじめて
「あいつ今頃元気かなぁ」
「いや、さっき見送ったばっかりだし」
「……だよな」
 明石はちらちらと和に目線をやっていた、それが明石が何かを言いたい時のしぐさだと和は知っていたので、明石が言い出すのを待っていた。
「よっし!4段成功!……なあ、和」
「ん?」
「お前さ……その、さ」
「ん」
「……あいつに、ウメにちゃんと言ったか?ん?」
「え?」
「やあさ、こういう事には立ち入らないのが親友同士とは言えマナーとは思うんだけどさ、でもオレにとっちゃ、和もウメもトモダチだしさ、ああ、余計なおせっかいかもしれないよでも放っておけないってやつでさぁ!」
「何が?」
「だから、お前、ウメの事」
「別に」
「え?」
「多分、お前誤解しているんだろうけれど、そういうのは全く」
「は?」
「そりゃ、ウメの事は好きだけど、お前とおんなじにトモダチとしてだし」
「マジ?」
「ああ」
「……かー!嘘だろ?マジで!」
 明石はずっと和がウメを、そしてウメも和が好きだと思っていたのだ。だから、自分の気持ちは絶対に表には出してはいけないと思っていたのだ。
「んだよ、そういうことかよ」
「お前は?」
「え?」
「お前はウメにちゃんと言ったのか?」
「何が?」
「お前がウメを好きだって」
「……なんで、しってんの?」
「……いや、説明するまでもないというか」
「…………………そ、っか」
「お前、もしかして、俺に遠慮したのか?」
「や、バッカ、そんな訳……」
「だったら、今からでも遅くない」
「だからそんな訳」
「今からでも、全然、遅くないんだぞ。いいのか?」
 沈黙が流れた。明石はしばらくうつむいていたけれど、きっと顔をあげた。
「いいんだ、」
「いいのか」
「うん、いいんだ。オレはちゃんとウメに対して気持ちを伝えているから。お前の事、トモダチとして大好きだって」
「それで、いいのか?」
「うん」
 明石はすっきりとした顔で笑った。いいのだ、これで。誤解があったにせよ、それでも今まで自分自身に嘘をついた訳じゃない。明石は、それでいいと思ったのだ。
「そっか」
「うん」
「わかった」
「うん」
 和も立ち上がって、水切りを始めた。それまでの会話がなかったように。明石もまた、石を拾って水面に狙いを定めた。
「もしも、何かあったら相談しろよ」
「もしも、てなんだよ」
「携帯もメアドも聞いているから、連絡とれるから」
「だからもしもって……」
 明石が固まった。
「オレ、そういうの何も聞いてねー!教えてもらってねー!んだよやっぱりお前ら!」
「いや、そうじゃなくて」
「ちくしょー!イケメンなんてキライだー!」



++++++++++
 オチたところで(オチてない)。ウメが明石にそういうのを教えなかったのは、そういうのが必要がないぐらい繋がっていると信じているからです。和君の中では明石とウメがトモダチの最上級というランキングですが、今後の動向によっては変動があるかもしれません(どんなんだ)。いやー、同期ってすばらしいですね!(キラキラしてます)。

 本当はうめにゃんお見送りテキストとして、時期を見計らって出そうかと思ったのですが思いついたらすぐだしたいじゃんか!という訳でできたて金平糖たべてくださーい。


 話を戻して(大いなる脱線with金平糖)、新公映像のうめにゃんを見ながら、彼女は氷砂糖のような娘役だな、と思いました。固いとか冷たいとか言う意味ではなく、精製されてぎゅっとその身に詰め込んで、でも口に含むとほろりと甘い。上手くいえないけれど、そんな事を思いました。



 今日はこれからあの日みた夢にをリアルで見ようと思います。実は公演も映像も全く見ていないのです。前回放送された時にはスルーしていたんですが、やっぱり壮一帆イジリとしては押さえなくちゃいけないんだよね?(聞くな)



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