2006年12月10日(日)
まーちゃんのまーはまーなんてカワイイのまー


 久しぶりにいいよっぱらいをしました(日本語変だよ)。楽しかった(ご満悦)。

 古本屋でエマが全巻揃って売っていたのでついに買ってしまいました。な、なんだコレ(わなわな)。萌え悶えました……。
 兄弟の名前がまんまウィリアムとアーサーでちょっとウケました(フェットアンペリアルか)。とりあえず配役はそのアーサーに涼さんで、涼さんにしか見えないです(真顔)。





 今更ですが。自分用メモとして。自分用、自分用(強調)。


[マインドトラベラー自分用メモ:真飛さん話]

 アパルトメン、ファントムと欠席しているので、約一年ぶりの真飛さんでした。いろんな面が見れたなあと言うのが一番の感想です。そのいろんな面は私の知っているものでもあり知らないものでもあり、とにかく今の真飛聖そうざらえ公演、って感じでした。

 で、前にも言ったようにそこから男役真飛聖の設定年齢(現時点)について考えていたんですが、……えーっと結論出てない(笑)。ただ私がパレルモ観たときに感じた「ロドリーゴ37歳説」はそんなに間違っていなかったかな、と。これはもうちょっと自分のなかでひっぱります。
 でね、真飛聖さんの振り幅は年齢の振り幅だと思いました。おや?どこかで聞いたことあるなあと思った方はナパームスクエア通(笑)、まんま大真くんに言ってきた言葉なんですが、大真くんの年齢の振り幅は横方向なんだけれど、真飛さんは縦方向という感じです。もっというと、真飛聖さんの年齢の振り幅はまんま男役としてリアルに体験してきた「男の成長」の結果なんだなと思っています。大真くんの年齢の振り幅が芝居心ならば、真飛さんの振り幅は「時間」。大真くんの年齢の振り幅は多面体がごろごろ転がっている感じだったけれど、真飛さんはその多面体が正面に向いているのは常に一面。
 ああすみませんもうさっぱりですねいいんです自分用メモだから(早)。
 スカステで千秋楽挨拶を見ていたら唐突に「あ、(星組に)もう帰ってこないんだ」と思いましたええ何をいまさら(笑)。別に戻ってこれるなんて思っていなかったけれど(戻ってきて欲しいとは思っていたけれど)、名実共に花組の真飛聖なんだなぁと。当たり前なんだけれど、今の真飛聖さんは花組組替によって作られたものだと思います。ある意味組み替えはそうやって変化をさせる為の「荒療治」だったのかなぁと。
 すごい興味深いです。「花組・真飛聖」。



 まあ、そんな話はおいておいて、ウチ的にはずせないところ。


 真飛聖総受祭りになるかと思いきや、完全に放置プレイでしたねっ!(そこなのか)。
 でも今回は記憶喪失という役どころもその原因だったのかなぁと。記憶喪失とはいえ、普通の人の生活はできるわけですよね、他人とコミュニケーションを取ることも出来る。けれどもマックスさんにとって自分以外は全て知らない人、誰も知らない人なんだ、と気付いたらマックスさんの周りに誰も入ってこれない距離がぐるっと輪になってマックスさんを囲んでいるように見えたんです。その真ん中に、マックスさんはひとり。しゃべることも触れることもできるのに、誰も知らない、誰もいない、何も見えない暗闇と一緒と気付いたらぐああん、ときてしまいました。そんな距離があったら受けようにも受けられないよ!(笑)。で、そのぐるっと囲まれた輪の中に、ふっとパメラだけが入った瞬間が見えたんですね、どこがどうとはいえないんですが、その誰もいない空間にパメラだけが入ってこれた、入れることができた。なんというかその距離感がたまらなかったです。恋愛とかそういう事以前に、誰もいない空間にたったひとりのひと……ああ、真飛さんはどうして孤独がこんなに似合うのだろうか(真顔)。
 しっかしあの華城季帆嬢をああまでするとは……っ。真剣に感心した、かしろきほちゃんちょーかわいかった。


 「時間」と「距離感」。それがわたしの中での真飛さんのテーマなのかなぁ。



 えーっと、とりあえず六実さんは六実さんなりに真飛さんが好きなのが伝わればそれでいいです。



[マインドトラベラー自分用メモ:その他の話]

・真剣に小池作品を上演できる組・役者はもういないんじゃないかと思いました。ダイナマイトハスラーの時から感じているこの微妙なズレ感(主に時代の?)をどうしたものか……。そんな中でかしろきほちゃんの熱演が小池作品のダサさを払拭するイキオイでよかったです。あのソロ歌のところ。引き込まれた。なんというか、ベタなものを真っ向勝負でぶつかっていった感じというか(これは真飛さんにも言えるかも)。

・まっつさんのマッツサイエンティスト(わざと間違えてたな?)(おもしろくないよ)に、最初もっとやっていいのになぁと思ったのですが、途中からまっつさんが抑えているからこの芝居崩れずにすんでいるなぁと思いました。やり過ぎないところがすごく素敵だった。あのすっと伸ばした背筋の説得力!でも小池作品の作劇にのっとるなら、もっと派手にやって正解だとは思うのですが、そんなまっつさんが好きだ。

・で。フィナーレで端正なタキシード姿を見せたまっつさんに「キミ、おじさまにならないか」と思わずスカウトしてみました(してどうする)。

・紫峰七海君のお芝居にうっとりしました。そう、うっとりするぐらい上手いー、ほれぼれしました。

・なんだかんだで一番の見せ場はカザンパパとマックスさんの一連の場面だと思うよ……(素)。



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