2006年07月17日(月)
ぐるぐるぐるっとまるめて


[ナパームスクエア3周年]

 予告通り、ナパームスクエアは本日で3周年です。おめでとうありがとう!(六実さん自己完結しすぎです)
 なんだかほんと時が流れるのが早いなぁ……ちなみに三年前のこの日、王家のムラ初日だったんですよね。何はともあれいつもありがとうございます。
 さて、ご挨拶等ひっくるめてこちらに。うっとおしい感じにアンケートも行います。ぜひぜひご協力くださいませ。

 ナパームスクエア顧客調査2006


 あわせて、すごい久しぶりにリンクを更新しました。そろそろ不親切だろうということで(笑)夕雫嬢の「be awake」さん入りましたー。数少ないというか唯一の金平糖仲間です(抱擁)。彼女とは普通にオフで知り合ったのですが、自分と同じ「書く人」であった事を知った衝撃は今でも覚えています。オススメです。
 しかし昨日夕雫嬢とセーラームーンの話をした時、放映当時彼女がしょうがくせいだったと知って愕然としました(あたし高校生、いっそ大学生だったよ……)。


 たぶんまたあとできます。


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 スカステニュースを見ていました。な、なんかコムバトロスがどえらいことになっているような(素)。スカステにかかるのを待ちたいと思います。
 で、本日の特集が巴里祭特集でした。99年から2002年までのものをダイジェストでご紹介……ってほんとに2000年って映像媒体劇団が持ってないんだね(素)。ちぇー。2001年がちゃんとかよまと漫才まで紹介されていて「よりによってそこかよ!」とツッコみ、タマオ先生のインシャラアは出せても夢輝さんのインシャラアは出せないんだなぁと半笑いになって、そして2002年のに壮一帆さんが出ていたのに「ひゃあ!」となって慌てて引っ張りだして見てしまいました。面白かったです、色々と。しかし2002年ってありえないメンツですよね。男役だけでも貴城立樹未来壮天勢聖音月て!すげえなぁ。いづるんの男役にちょっと惜しいな、と思いました。今の娘役アマセも嫌いじゃないけれど、いづるんの男役は背が低いことが本当は何の弊害にもなっていなかったんじゃ……ごめんなさい、管轄外でした。で、その一方で「壮一帆さんはいつから横山になったのか」を検証していました。これは管轄内だと思うので謝りません、いやその前にそろそろ怒られる「怒るでしかしぃ!」(本当に怒られます)。
 で、更にそこから発展して星組脳内巴里祭が開催されまして。
 とりあえず紫君は性別不詳な感じで「ろくでなし」を歌うといい、しぃちゃんが朗々と「ラ・マルセイエーズ」を歌うといい、それからと色々考えていったらインシャラー枠に水輝涼と決まった時点で全ての思考回路が止まりました(笑)。
 で、大真くんに「愛の賛歌」を(ええ?)。なんというか「ああ!フランスのシャンソンって日本で言うところの演歌なんだ!(ひざうち)」って感じで歌うといいと思います。……つーか、巴里祭で耳にする定番シャンソンを片っ端から歌わせたくなったんだよね……いや、歌の技術どうこうじゃなくてさ、無駄に情感込めてハートフルに苦悩しつつ歌ってくれそうじゃん……ちょっと大きいこと言い過ぎた。アンタどんだけ大真みらんさんにドリーム抱いてんだ!……ごめん、今まで黙っていたけれどじゃあ一生黙っていろ!(新ネタ)(うけませーん)。
 というわけで、星組脳内巴里祭は、「シャンソンを言語で歌う湖咲ひより」というオチがつきました。「ぱーれもーだむーる」すげー!フランス語なのに全部ひらがなになっているよ!(笑)


 そんなことを考えながら東宝にいってきました。本日のステータスはたからづかがだいすきなおねえさんです(笑)。



[暁メモ]

 あ、あのすごく面白かったんですけれど(よわよわしく挙手)。お芝居だけもう一回観たい(ええ?)。
 いや最初はちょっとかったるいなーって思って何度も時計見ちゃって、つうかわんさと出てきた月娘捕獲に夢中になって「すみません!今カエサル先生の話聞いてませんでした!」(お前廊下にバケツもってたっとれ!)な状態だったんですが、カエサルが死んでからが俄然面白くなってきました。でもこの面白さは歴史劇としての面白さなんですよね。暗殺後の演説で、民衆の心を掴もうとして、まずはカエサルを称えよう、と言うブルータス、それに従うふりをして「ブルータスを称えよう」と言ってから言葉を手繰って、民衆の感情の流れをもっていったアントニウス、そして保身の為にオクタヴィアヌスを立てるアントニウス、カエサルの意思を継ぐために今はアントニウスに従うオクタヴィアヌス、ブルータスの人気を利用しようとしたカシウス……うまくまとまらないんですが、そういう風に人物のせめぎあいというか、野望の競り合いというか、そしてそれは歴史上の上で何度も繰り返されてきたこと、きっと第二のカエサルも第二のブルータスも現れるであろう……つたわんないでしょうが、とにかく面白かった。歴史オタクとしてアレはありです、ほんと面白かった。
 で、今回何がよかったかというと、キムシンの余計な思想が入っていなかったからじゃないかなぁと。いつもはそういう「歴史」に自分の思想(これが正しいだろう!と押し付ける主張)が入っていて、私はそれがどうしても受け入れないんですが、今回は歴史そのものを切り取ることに従事した、みたいな?最後にキリホク漫才で「(カエサルが正義かブルータスが正義か)まだ結論はでていないんです」と言ったのが、一番すとんと落ちました。そう、歴史を評価するのは我々の、というか宝塚歌劇団演出家の仕事ではないよね?って事で。でもそうやって歴史を素直に切り取ったらその結果タカラヅカではなくなってしまったかなーというのも否めなくないのですが(笑)。
 スカステでダイジェストを見ているときに連呼されていた「えらいえらい」「あいしているあいしている」、実際舞台上でもすごく軽々しく謳われているけれど、でもその実は深いと思いました。上手くいえないのですが。
 やー、歴史物として面白かった。ほんともう一回観たい。


 で、細かい話はさておき、今回舞台を見ながら真剣に考えていたのが「どうしてアサカナからは高度成長期の文化住宅に住んでいる典型的夫婦の匂いがするんだろう」という事なんですが、ほんとあいつ「俺の為に毎朝味噌汁作ってくれ」がプロポーズだぜ!と思っていたらまんまと前作の観劇時にもおんなじことを言っていました(ぎゃ!)(そしてそれをガッサリ忘れているあたり)や、でも二度も思うんだから、私の中では間違っていないことなんだと思います。なんだろう、瀬奈君の旦那力(だんなぢから)と言うべきかかなみちゃんの妻力(つまぢから)とでも言うべきか……。っていう考察は始めると戻ってこれなくなるのでやめておきます。とりあえず、前に言った事を忘れるぐらい管轄外な奴が言っている話だと思って、あんまり怒らないでください(頭下げ)。

 あ、あと無駄にビジュアルがRPGでびっくりしました。ほんと関係ないから!そのヅラローマの平和とか全然関係ないから!(笑)。セナゾラが並んだときが最高潮で思わずコントロール握る手に汗かきました(握ってない)。きっとこのゲームのコマンドには「たたえる」とか「あいする」とかあるんだと思うよ?



[れ・びじゅー・ぶりあんじゅわいよくちゅーるまきメモ(なんか混ざっている!)]

 ショーの話なんですが、とはいえ細かい話をする以前にショーの後半から真野すがた君に持っていかれました。月組見るときは何気に彼がオペラポイントなんですが、つうか今回「真野すがた御乱心」でした。殿中でごさるー!殿中でござるー!っていうぐらいクギヅケ。いやあ、あのヘタレっぷりと挙動不審ぶりとよっぱらいぶりに惹かれて見守ってきたんですが、すんごいいろんなもの撒き散らすようになりました。すごい獰猛に男役していた。うわー。この時期に真野君が花組にいくのは、適切かもしれない。行って暴れてくるがいい。と思ったら花組には壮一帆さんもいらっしゃるんですよね……どうしよう、あたしのなかでその並びがすごく面白くなってきた!お気づきかとは思いますが、壮君と真野君、私の中では同じカテゴリなんです。花組すごいことになるなぁ(主にそれを観ている六実さんが)(笑)。






 で、結局帰ってきてから巴里祭2001も観たんですが、いっ、いっ(インシャラーが今見てもすごい破壊力だと言いたいらしい)。あーもう無理!成仏なんて無理!あんな人にとっつかまったんだからこの先ロクな人生歩けないから!もうあきらめようぜなあ兄弟!(誰だよ)。

 と、思ってしまったようだよ?(他人事のように)


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