2006年06月26日(月)
にんげんだもの


 申し訳ない。
 今日は一切ボケません。
 そしてとりとめないです。


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 大真みらんさんの中にたくさんの大真みらんさんがいるように(年下くんとかおじさまとか御館様とか大まみらんくん(小学三年生)とかみらゆかのみらとか大真鳥とかOKAMAとかおおまのお兄ちゃんとかとかとか)、私の中にもたくさんの大真みらんさんに対する私がいます(大真担とか大真当番とか小学三年生とかテラリウム管理人とかヨゴレメイトとかマジメイトとかぴゅあメイトとか勝手に同期扱いだったりとか)。
 で、そのたくさんの私が今日の知らせを聞いて、皆が皆泣いたわけじゃなくて、なんでもない顔をしたり微妙な顔をしたり信じられない顔をしたりどうでもいいような顔をしたりしてお互いを牽制しながら、でもどこかでその中の誰かが泣いているような気がしていた。ああ、泣きたいんだな、泣きたいコがいるんだな。でも今はとりあえずその子に気付かないでいようとしているような、そんな気分で一日を過ごしていました。


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 泣くのは私の仕事じゃないから、これまでの退団者(メイト)に対して何度も言ってきた言葉です。じゃあ今回は泣くのは私の仕事だな、よし帰ったら泣いてやろう、泣きたいコを泣かしてやろう。でもまだ泣くのは私の仕事じゃないような気がしてきました。泣くのはいつだって泣けるし、どうせ泣くんだから、今は多分大丈夫。


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 「なんで」とは思いませんでした。
 本当に来るべき時がきたんだな、というだけで。
 もちろん気持ちなんていくらでも変わるものだけれど、けれども今日この日、そうやって思えたことは、そうやって退団を正面から受け止められたことは私にとってはとても大きい事です。


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 今回改めて思ったことなのですが。そして思いっきり馴れ合いなのですが。
 退団者メイトにとって「退団」っていう行事のスタートは劇団の公式発表からでいいんです。それまでは全てが未定である訳ですから。それ以前に知ったって、公式発表まで苦しむだけなんですから。幸いに私はほぼ公式発表からスタートとなりました。もちろん噂は知っていたし、今日が集合日というのも知っていたけれど、公式発表までは何も決まらないこと。公式発表で初めて「1」というフラグが立って、それまでは「0」。そういうものだと私は思っています。これは夢輝さんの時に一ヶ月前から噂を知って一ヶ月間本当に苦しんで振り回された経験(哀れすぎた)からの、私の持論です。
 それでも今の世の中の情報の速さから、そしてダイスキだからこそいつも見ているからこそメイトが先に退団の匂いをかぎつけて、そして公式発表までにつらい思いをする、っていうのは何度も繰り返されてしまうことなんだなぁと思いました。
 だからこそ、二週間よくがんばったね、と小学二年生を誉めてあげたい。その苦しさがすごくよくわかるから、そしてそれを私にも四年生にも言わずにじっとがまんしていたんだから、おいでろくみおねーちゃん(小学二年生にはこう読める)がプリンをあげるから。そしておねえちゃん鈍くてごめん。でもおねえちゃんには息災に見えたんだよ。でもどっちが見たものも間違っていなかったんだよ。だって、わたしたちはこんなにもダイスキなんだから。
 そんな感じに今日の午後から「大丈夫ですか?」「いや君こそ」「いやそういう君こそ」と三学年間でメールが交わされた光景は傍から見ればきっとウザいんでしょうが、私は心温まる光景だったと思います(抱擁)。


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 とりあえず今はたくさんいる私のなかの、比較的冷静な私が出てきてこれを書いています。でもふとすると泣きたい私もでてきます。帰宅途中には超ネガティブな私がでてきて、あちこちにネガティブなメールを撃ってました(誤変換、でもない)ごめんなさい。でも仕事中はまだボケることのできる私もいました。どこかさめている私もいて、やっぱりまだ実感もないわたしもいてね。人間だもの。


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 そんな私ではありましたが、オンでもオフでもあちこちから声をかけてもらいました。この場を借りて感謝します。なんというか、そうやって私に気持ちを傾けてくれるのが嬉しいんです。


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 これからチケットの手配だの退団企画だの(やりますよ)いろいろやらなくちゃいけないことがあるんですが、なんだか今はまだ全然頭が回りません。
 でもたった一つだけ確かな「やるべきこと」があって、それは書くこと、それだけが今は確かなことです。それが私の唯一のツール(大真くんを見送るための、自分が乗り越えるための)だと思うので。


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 年下くんもおじさまも御館様も大まみらんくん(小学三年生)もみらゆかのみらも大真鳥もOKAMAもおおまのお兄ちゃんも皆いなくなっちゃうんだ、と思ったらほんとに寂しくて寂しくて死にそうなんですが、でもそんだけいた事がすごい幸せだったと思います。だって楽しかったもの、幸せだったもの。この際だからもう一人ぐらい召喚できるんじゃね?とうっかり思った私は、割といい大真担だと思います。向こうがこうなら俺はこう!伊達に大真担やってません、ただ振り回されていたわけじゃない、はず、多分……(すごい自信ない)。


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 自分でもだんだん泣き笑いになってきました。ダメだ、あたしボケずにはいられない。 こんな感じで泣いたり笑ったりしながら凹んだり浮上したり萌えたりしながら、大真みらんさんを見送りたいと思います。きっとすぐに第一波とか第二波とかやってくるとは思うんですが、今日はやっぱり最後にボケますね。



 『ごめん、今まで黙ってたけれど私、大真みらんさんのこと大好きなんだ!(ちょういい笑顔)』




 やっぱりボケきれてません。だって大好きなのは真実だもの。


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