| 2006年04月19日(水) | ||
| 僕のアジアンビューティ | ||
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ただいまー。 おかえりー。 (さびしいので自分で言ってみました)(笑) 色々インプットがあったので、通常営業に戻ります。 [涼さんとエンキちゃんのコラボライブに行ってきたよ] さくっと有給とって行ってきました。 以下さくっとメモ書……ってちっともさくっとしてない(いつもの事だ)(だからこそ通常営業ですよ) ・第一部、幕開きから板付のエンキさんの中国琵琶の演奏で始まったのですが、涼さんはどこで出てくるのかしらとわくわく待っていても中々出てこない。曲が盛り上がったところででてくるのかしらと身構えること数回、つうか一曲でどんだけ盛り上がれば気が済むんだ!(笑)というぐらい長めの曲が2曲。 ・で、ようやく涼さんが登場。宝塚メイクに水色のひらひらの変わり燕尾で歩いて(!)出てきました。「エンキさんの演奏でしたー」・・・・・・司会?その瞬間に「涼紫央の題名のない音楽会」と脳内にテロップが。即効ネタ公演決定。 ・以下、エンキさんの演奏、涼さんのトーク(微妙)が続きます。いや、トークというか、ここで求められているのは「司会進行」で、それを涼さんに求めるのはちょっとしんどい、っていうか割とひどいと思いました。トーク出来ない人ではないと思っているんですけれどね……。ほんとに司会進行だった。その格好でいることがしんどいぐらいに(笑)司会進行。いっそオフ顔でも良かったんじゃないか?一応トークを通して中国文化の紹介というか、導入編になっていたんですが、もう餃子の話とかカレーの話とかパスタの話とかどうでもいいからー!(笑) ・でもエンキさんの中国琵琶は良かったです。つうか彼女カワイイね。ほんと私的には「エンキちゃん」でした。美人とか美女とかそういうたぐいじゃないかわいさ(褒め言葉)。割と演奏している本人がドラマチックなんですよね。すごい演奏しながら決め顔を見せてくるというか(笑)。あー、この前へ前への勢いは涼さんに似ているなぁ。きっと「そっちがこうならこっちはこう!」ってなると思うよ?いっそのことそういうところぶつければ面白かったのになー(これは二幕で見れた)。 ・ちなみに涼さんが一幕で司会進行以外にやったのは 「エンキさんの演奏でさくらさくらを歌う(唯一のコラボ)」 「中国琵琶ワールドワイド音楽めぐり(世界の音楽を中国琵琶で演奏)(この導入としてしきりに食べ物トークが繰り返されていた)の時にカチューシャ(ロシア)を演奏している時にロシアっぽい踊りをさわりだけ」 「エンキさんのお着替え中にプラハの春を歌う」 ……ぜんぜんコラボってないじゃん!(笑)(笑うしかない) ・ちなみにお着替えしてきたエンキちゃんの衣装を見て「わー、アジアンビューティー。回って(衣装を)見せてくださいー」という涼さん(まわすなー!)。 ・それにはにかみながらまわるエンキちゃん(まわるなー!) ・……すっげおもしろかった。ああいうこと普通つるっと言えないと思うよ?(御曹司プレイとカウント)(ええ?) ・最後にエンキさんのオリジナル曲と共にダンサーが登場するとの事。お、ようやく涼さんが踊るのかと思いきや「私は袖で見ています」と退場、ええええええ? ・でも中国琵琶は素敵だった。エンキちゃんカワイイし(すごいオペラでピン撮っていたらしい)。見ていてすごく飽きない、引き込まれる。 ・三木君は後で職員室に来るように(怒) ・あまりにもアレだったため、うっかり一幕の時点で金平糖製造してしまい、それを夕雫嬢に幕間に話したらドン引きされました(何もらしたんだアンタ!)(でもそう見えたよなぁ!) ・「ちょっと涼さんがかわいそうだ」「つうかこの仕事、他のジェンヌがやったら絶対にへこむよ」と、その時目の前を通り過ぎた三木先生・・・・・・コラー!(こぶし振り上げ) ・でもスカステで見たあんなひゃーな場面やこんなきゃーな場面がまだ無いので、第二部以降に期待ということでとりあえずまとめる。 ・第二部、ようやくコラボってきました。エンキさんの琵琶で涼紫央が歌い踊ります。やっぱりこの組み合わせというか企画自体は悪くないなぁ。ほんと互いにメンチ切り合うというか、なんというか(笑)。 ・第二部の冒頭のラテンメドレー。宝塚メイクできらきらラテン衣装な涼さんと生身の女性ダンサー達が踊るのですが……び、びっくりした。後ろの人たちただ踊っているだけなのに全員セックスアピールしているようにしか見えないよ!何もしてないのに!何もされてないのに!(もしもし?)そう見える事にタカラジェンヌって本当に「清廉潔白」「フェアリー」なんだなぁと痛いほど痛感。 ・女性ダンサーもちょっと濃い目のメイクで挑んできているんですが、それでもやっぱり全然違うというか異次元。ほんとあの倒錯感たらなかった。涼さんが総受に見えた、つうか人形にすら見えた、つうかものすごく危うげで頼りない。どうしようかと一人慌てていたんですが、途中で「とはいえ涼さんの性的ベクトルはどこにも向いていない」と気付いて、ようやく普通に見れるようになりました。その後も女性ダンサーと「男女の踊り」見たいなものをするんですが、異次元であるが故に現実味がないというか。組んでいる女性ダンサーはすごくリアルなのにね。そこはコラボレーションは絶対出来ない一面なんだろうなぁと、ちょっと興味深かったです。 ・で、エンキさんの演奏の中で涼さんが椅子を使って踊るところがあったんですが(自ら椅子をけだるげに引いて登場)……言うまでもありません、大好物ですよそんなの!やべー、ちょうすてきだったー。ほんと沸騰した。 ・踊り終えて、そこで使用した曲のカウントを取るのがすごく難しかったという涼さん。自由演奏が出来る部分を含んでいる曲だったので、特にそこが難しかったんじゃないかという話をしつつ、次の曲を演奏してくださいという流れに。それにエンキさんが「涼さんはもう踊らないんですか?」「いえ、わたしは聞いていますから」と、先ほど踊りに使った椅子に腰掛け、エンキさんの演奏が始まり、その椅子に座る涼さんにもスポットが当たって……ええ?ほんとに聞いているよ!(舞台上で)。でもこれが半端でなくすごかった。だってただ座っているだけなのに、それだけなのに全く違和感無くそこに「男役」として存在していた。椅子に腰掛、脚を組んで、ちょっと肘を椅子の背にかけて、じっとエンキさんを見つめ、聞き入ってそこに存在している……まるで一枚の絵のようでした。その瞬間「あ、これをさせたかったから涼さんを選んだんだ、エンキさんが懸けている中国琵琶に男役を懸けている涼さんをぶつけたかったんだ」と思えるほどに(でも多分三木先生は意図していないよね)(笑)。あの状態で舞台に存在することが出来る、涼紫央さんの「男役芸」にただただ感服いたしました。ほんと、あれが一番の見せ場、ほんとすごかった。 ・その後も「傍らで立って聞いているだけ」という場面もありました。途中でエンキさんの台詞が入る曲だったので、すっと傍らによりそって、マイクを持って、終わったらまたマイクを置いて、傍らにたたずみ聞いている。そのたたずまいがほんと素敵だった。 ・涼さんはタカラヅカスタァとして、あるいは御曹司として、真正面ストレートな立ち方もできるんですが、こういう風に「誰かに侍る」「誰かに仕える」というのが、ほんとさまになると思います。涼さん自身の価値が高ければ高いほど、その「侍る」という事がものすごく得がたいものになってくる……。 ・で、二幕でも結構トークがあったのですが、一幕より俄然落ち着いていました。多分、ちゃんと舞台上に「男役として戻るべき場所」が用意されているからじゃないかなぁと。トークはどちらかといえばオフよりなんですが、その傍らでたたずむところは一貫して「男役」だったよ。その切替もまたぐっと来たんですね。 ・正直、涼さんは「うたえるひと」でも「おどれるひと」でも「やくしゃ」でもなく「男役」。この存在は貴重だなぁ。今回はタカラヅカスタァというより男役でした。いい仕事をしていたと思います。 ・最後にお互いの夢を語りあう二人。中国琵琶の素晴らしさをもっとひろめたいというエンキさんと、今回の経験をこれからの男役人生に生かしていきたいという涼さん。上手く言葉が繋がらなくて「日本語って難しいですね」(君日本人だから)な涼さんに「日本語は、難しいですよ」(私も苦労しました)なエンキさん。なんかほっこりしました。 ・この後エンキさんのソロ、その後涼さんが普通のバンド音楽とダンサー従えて踊ります。二人同じ舞台には立っていないんですが、それぞれの自分の琵琶や男役に懸ける想いがシンクロしているかのように思えて、それもまたコラボレーションであったなぁと思いました。思いがまっすぐに客席に届くんですよね、二人とも。 ・挨拶に出てきたエンキさんをエスコートする涼さん。エンキちゃん本気で照れているな!君かわいいな! ・アンコールでシングシングシング、ダンサーの紹介もしつつ皆でエンキさんを囲んでノリノリなんですが……微妙に乗り切れていない人が約一名……すごくおもしろかった、はじけきれない涼の若様が(笑)。 ・最後に皆で手を繋いで皆でカーテンコール。エンキさんにエスコートで手を差し伸べる涼さん、それに慣れてないのか手を乗せるんじゃなくてぎゅっと握りにいっちゃうエンキさんもカワイかったのですが、それを更に握り返した涼さんに気付いて、ちょっと萌えました(自供)。 ・その他「薔薇に口付けして手渡す」「光物が好きな人は寂しがりや」とか色々あったのですが、とりあえずこの辺で(君のこの辺はここまでこなくちゃこの辺にはならないのか)。とりあえず行ってよかった楽しかったデース(エレナ様口調)(つうかエレナ様来てましたな、最前列で)(笑) それにしても一幕はほんとどうしようかと思いました(遠い目)。涼さんがどうこうでもエンキさんがどうこうでもなくて、興行的にね。 いっその事、涼さんとエンキさんでVO5パネルめくりみたいのとか(商品提供コーナン)とか東京フレンドパークとか(壁に張り付く涼さんの薄いカラダ)やったほうが微妙なトークよりもりあがったんじゃね?と思うぐらい(いやそれ飛躍しすぎ)(笑)。 で、つらつら思ったのですが、やっぱり宝塚の外部出演、というのはどうにもこうにもコラボレーションできないんじゃないかと思ったわけです。宝塚ってそれぐらい特殊。でも宝塚は面白い事に内部に入れたものは上手くコラボレーションできる団体なんですよね。宝塚ってそれぐらい懐が深い(海外文芸作から本宮ひろ志まで)。今回は宝塚と中国琵琶のコラボレーションというよりは、涼さんとエンキさんのコラボレーション(お前がこうなら俺はこう!みたいなせめぎあいというか)(笑)が効を奏したんじゃないかなぁと思っています。そんな宝塚はどうしてそんなに外部出演、コラボレーションしたがるんだろうなぁ……。 つうか、むっさん。久しぶりだからってエンジンふかしすぎー!(笑) いやいや、こづきわたるだんしんぐりさいたるあくろす(略称未定につき全文表記)(つうか変換しろ)も始まりましたしね、バリバリ稼動していきますよー(更に空回り)(騒音公害ですよ?) というわけで、今後ともよろしくお願いいたします(復帰挨拶)(それは最初に言え) |
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