2004年10月15日(金)
賞味期限


 シチューを作ろうとウチに帰ってきたら、買い置きのシチューミックスの賞味期限が切れていた(しょぼん)。
 仕方ないので、ちゃんとホワイトソースから作ってみました。あたしはがんばればできるこです。
 私のひとり暮らしは賞味期限との闘いでもあります(笑)。つうか普段は料理しないから、使い切る事って稀だよな。
 

 プレトーク終了。
 今日はショーの話をします。


[ドルチェヴィータメモ:総論とか]

 お芝居同様、やっぱり人海戦術がきいているなぁと思います。幕開けのリアルト橋の前にずらっと並ぶダルマちゃん達、そしてあの独特の雰囲気に客席がざわっ、となるのがなんだか快感(笑)。
 あと博多に比べて「青の洞窟:後日談」のシーン(違)が入ったので、物語性が強くなったなぁと。
 初見ゆえ、局所的なオペラワークしかしていないのですが(嘘つけ、東宝でも局所的だろ?)、どこを見ていいかわからない、あちこちみたい、まだまだほんの一口しか私はこの「甘いもの」を口にしていない気がします(あれだけ食べておきながら)(ごめん、俺まだ育ち盛りなんだ)。


[ドルチェヴィータメモ:おかえりなさいトウコさん]

 おかえりなさいトウコさん。
 幕開きのゴンドリエ、博多では麻尋しゅんちゃんだったのですが、大劇場ではトウコさんでした。不意打ちだったせいもあり、あの帽子をとって客席を見やるトウコさんの目にざっぷーんと溺れました。私、ここのトウコさんが一番好きです。やっと戻ってきたんだなぁと、ようやく実感。
 おかえりなさいトウコさん(リピート)。


[ドルチェヴィータメモ:サテュロスども]

 真飛サテュロスに関しては某部室で散々もらしているのですが(笑)、こちらでも。
 実はスカステで映像見たときには引きました。実はナシカウントでした。だってむーみんですやん!(この言葉を香鼠部長にまんまぶつけていた六実さんは凄い勇者、つうか無謀)(笑)。
 始まる前、私は真飛サテュロスには敢えて「白」というか、涼大真とは別のベクトルで来てほしいと思っていたんですね。多分、涼さん大真くんと同じ方向に行ったら負けると思っていたんだよ(告白)。例えるならば、泥水の中の真水、真飛の真は真水の真!(見る前からこの人酔っぱらっていたらしいです)。
 真飛サテュロスは「コドモ」でした。男でも女でもない、コドモ故に無垢でコドモゆえに残酷で。ワタさんに絡んでいるのが誘惑ではなくて、からかい、むしろ遊びに見えたんです。うわー、そうきたか、と想像していなかった方向に、涼さん大真くんとは違う方向だったので、嬉しい誤算。今はまだ完成されていない気がするんですが、もう少しつまってきたら、スゴイ事になりそうだ。
 と思う反面、実は私が読み取った「コドモ」という意図は真飛さんの意図とは違うんだろうなぁと思っています。私がコドモの遊びというか無邪気さに見えた数々のしぐさ。あれ、真飛さんは「媚び」とか「仕掛ける」とか、そういう大人の女(女装するが故の禍禍しさ)としてやっているんじゃないかなぁと……(憶測ですが)。 ごめんなさい、私には真飛サテュロスがどうしても「大人の女性(女装)」に見えないんです(ビジュアル含めて)。なんだかお母さんの鏡台の前で、いたずらでお母さんの化粧品やお洋服を着て、遊んでいるコドモに見えるんです。このコドモは女の子でも男の子でもない、そういう感じ?あの世界の中でただひとりの「コドモ」、何もしらないけれど、これから何でも知ることのできるコドモ、とてもずるいけれど、許される。そういう感じでふわっと浮いていたように思えたんです。
 なんだかどんどん話がわかんなくなっていますが(うつむき)。1914で真飛聖の男役年齢が一気に上がったと言いました。その男役、という枷を取り払ったら出てきたのは真飛聖子(笑)ではなくて、コドモの、少年の真飛聖だった。それがものすごく感慨深かったです。
 ごめんなさい、今回も誰にも理解されない方向で真飛さんをこよなく愛しております。
 つうか真飛サテュロスの話しかしてないよ!
 涼サテュロスは、ますますぬらぬらっとしてきましたな(素)。涼サテュロスに女子判定をしたのですが、再考した結果「女子(手術後)(えええ?)」という結論におちつきました。歌舞伎の女形がイロっぽいのと同じ文法です。
 大真サテュロス。つうか↑だけ真飛サテュロスを語りつつも、ほぼ大真サテュロスピン撮りです。たーまーらーんー!いやもうしゃべる暇があったら喰らいつきます(素)。登場で、しぃちゃんと背中合わせになっている時にしぃちゃんの手を握りに行く辺りから、血圧上がってきてますんで(笑)。色々考察するのは東宝に持ち越します(笑)。あ、鬘が変わっていましたな。今のもいいけれど、私は博多の方が好みです。
 ・・・・貸切とかでまた鬘プレイに走るんでしょうか。ココ(農協観光の貸切押さえておくべき?)(真顔)。


[ドルチェヴィータメモ:思いつくままメモ]

・冒頭の檀ちゃんの従者が増えていた(ミキオさん、ゆかり君+にしきラブ・明石)。いいなぁ檀ちゃん。つうかミキオさんは博多のヅラの方がいいです(ものすごい池田理代子ヅラ)(それが微妙に似合っている辺りがなんかこそばゆい)。ゆかり君はますますコスプレ色が強くなっておりました(笑)。
・アルレッキーノ、やはり涼さんのイヤリングが一番ゴージャス(爆笑)。
・ここの振り付けで、首をくいっくいっ、と前に出すのがあるじゃないですか(伝わりにくい)(鳥がエサをついばむような)、あれを見るたびに「やっぱり鳥なんだ」と思います(もちろん大真くんを見ながら)。
・船乗りなすずみらんが健在。小芝居大好き大真くん。こんなところでアレですが、やっぱりみらすずなんじゃないかと思い始めました。
・花売り娘、黒髪のまりえちゃんがカワイイ。
・コーザノストラのケロしぃのバランスが絶品だと思います。上手くいえないんですが、いちいちいちいちそれぞれの対比が生きていてすごいくる。言葉にしたり例えることができないんですが、この対比は「赤と黒」「光と影」「受と攻」みたいなはっきりとした対比ではないのに、ちゃんと違うのがすごくいいなぁと思って見ています。
・ゆかり君のヅラが!(絶句)自分を知るって大事だ(素)。
・毬乃ゆいちゃんのソロが残っていて嬉しかったです。大劇場版は後ろにダンサー従えていたりコーラスが入っていたりで(確か)ちょっとゴージャスになっていますが、私は博多版のもうちょっとシンプルな仕掛けのほうが、あの独特の不安感が高められたかなぁという気もします。
・船に乗るセレブ、腕を組んで乗った人と船上で踊る人は違うらしい。せあらちゃんと乗ったおかっちはエレナ様と踊っていた。なんだ、何があったんだ(笑)(でも嬉しい)(同期カプ大好き)。
・ゆうしゃんがモテていた。うわー(すごくめずらしいものをみた顔で)。
・それが大層気にくわない様子の涼さん(おかねもちだからな)。
・セーラー大真くんがいやになるくらいカワイイ(素)。
・青の洞窟の、本当に海の中にたゆたっているようなヒヅキ。あの動きがすごく好き。
・青の洞窟が終わって、助かる少女ヒヅキ、そして流れていく日常。ここのシーンが好きです。最初、なんで大真くんが出てきたのか素でわからなかったんですが(というか見逃していた)、ヒヅキが海神(ワタさん)と通りすがりの大真くんを人違いする、というシーンだったんですな。ここの大真くんの芝居っぷりが好きだ。
・そんな日常、なんでもない日常に残酷までになにもなかったことになってしまった日常にトウコさんの声が響く。
・そんな日常、なのにももかさんが非日常とばかりにセンターで踊っている。
・そんなのもひっくるめて、きゅーっと心つかまれる場面です。
・あとここでおかっちと祐穂君がソロもらっているのもいいなぁ。
・ケロちゃんとかのちかの場面、はこれはどういう解釈なんでしょう……(東京までの宿題)。無駄にかのちかがデコラティブだ。
・トウコさんとガッツリ絡むケロさん。ケロトウコカウントするのが礼儀かもしれませんが、私は最後の最後でようやく「男役の矜持」を張り合う二人が見られたという気持ちで一杯です。
・あー、今回もトウコさんは泣かされてしまうのだな……。
・ここの白いドレスのかのちかより、スパニッシュ衣装なかのちかの方が萌える(萌える言うな)。
・ここでの総踊りの掛け声も、壮絶な仕込み戦になりそうです(運動会日の掛け声は「V2!」だったそうだ)(むっさん気付いていなかった)(でも笑いを堪えている大真くんは捕獲)(聞かれてない)。あと私は見ていないんですが阪急貸切はお約束通り「阪急!」だったそうです(腹抱え)。
・パレードが黒燕尾というのが嬉しい。
・ケロちゃんがエトワールというのも嬉しい。
・思い返せば月組ノバボサ、変則的なフィナーレだったせいかエトワールがケロちゃんだったんですよね。それを見て感動しつつ客席で涙ぐんだのを思い出してしまいました。
・オギーは優しいなぁ。


 若当主アルバムはまた後日。ちょっとまだ言葉にならない、反芻中(胃袋四つ)。
 本当に、1914東宝初見時に「もう大真担の看板おろそうかな」と思ったのが嘘のように満ち足りた日々です(流して!いいから流して!)(わたわた)。





 明日は仕事です。今日、突然決まりました。
 最近そんなんばっかりでなんだかなぁ。



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