| 2004年03月07日(日) | ||
| よるべない女 | ||
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今日、宝塚では雪が降ってました。 積もるまではいかなかったんですが、かなり激しく雪が振っていました。遠くの山がうっすらと白く見えるほど。後で聞いたら山の方では相当降った模様です。そんな雪を見て「すごい〜すごい〜」とコドモのように大喜びしていたら、かおりちゃんがゲンナリしておりました(笑)。 この冬一番の大雪(私にとって)でした。 というわけでムラから帰ってまいりました。 「皆ー!俺の話が聞きたいかー?」(ワタさんコス) 「返事なし、か」(ももかさんコス) ……小芝居はいいから。 つうか返事なくたって喋るくせに(うん、まあ)。 以下ネタバレあり主観感想文です。 [1914絢爛総括] 芝居もショーもドリフと思えば全て解決です。考えちゃいけません(自分に言い聞かせ)。いや、初見の時にどうも芝居に乗り切れなかったんですが、途中でカンカンが始まった瞬間「ああドリフなんだ!」と思って全てがつながりました。だって、ワタさんいかりや長介みたいだし(@芝居)、カミナリ様はいるし(@ショー)、坂道(滑り台)昇るし(@ショー)(伝わるかなぁ)。 なんだかダメ出しっぽいんですが、芝居もショーも私的にはアリです。ただ、これを星組メイトじゃない人がみたら、結構微妙なんだろうなぁとは思います。 お芝居。やっぱり谷作品の出来は死人の少なさに比例するんじゃないかと。というか私が「誰も死なない」谷作品は好きなんですね。武蔵野とかバッカスとか涙橋とか(プラハは原作付きなので除外)。 配役の当て方は適切だなぁと思います。だけどそれが書ききれていないとは思う。でもあの人数を出しちゃうともう書ききれない人が出てきちゃうのもしょうがないのかなとも思っています。この辺は後で語るとして。楽しかったのでよし、と。 ショーはドリフであり教育テレビでもあると思いました。もといスカステで見て微妙だと思ったダブルダッチのところがチョーカワイイ。教育テレビの子供向け体操番組みたいでチョーカワイイ。カワイコぶっているからとか、誰がかわいいとかじゃなくて、あの場面がカワイイ、あの黄色い人ひとり持って帰りたい。なんか気に入った。ほんとカワイイ(しつこいから)。 二回見てきたのですが二回とも「時間は?」「あるさ永遠に」でうっかり涙ぐみそうになった(えー?)。あと主題歌の歌詞がたまらなくキます。「踊れる夢下さい」「歌える愛を下さい」……私的に、この歌詞がすごいくる。そんな感じにこちらも楽しかったのでよし、と。 以下、もとい以後(笑)思うところをだらだら語っていきます。 [あやかれい氏の話] 割と最初にびっくりしたのがあやかれい氏なんです(え?)。まあぶっちゃけ立ち位置が上がったという事なんですが、それをさておき舞台で出てくるようになった。これは王家あたりから薄々は思っていたのですが、舞台での自分の自分なりの居方を掴んだんだと思います。つうかわかっているね、つうかくるね、奴はくるね。志望校のランクは確実にあがったね(わかんないよ)。 とはいえあやかれいちゃん(デフォルト呼び)の居方というか出方って、かなり独特だなぁと思います。ショーでのアモールちゃんなんですが、あれ、なんだ?すごい面白い(素)。カッさんを密かに愛していた女、らしいんですが女に見えない。だからといって、男でも中性的でもない。というかものすごく実体感がない、いや妖精だからそうなのかもしれないけれど、なんだろう、妖精の中の妖精というか(さっぱりだよ)。 私にはアレはかっさんが勝手に描いている幻想、むしろドリームな気がするんですよ。実体はないんです、すべては夢、幻なんです。夢と言ってもゆめゆめしくあまあましい(そんな日本語ないよ)ものではなく、ただ実体がない。なんだかすごい不思議。それがいいことなのか悪いことなのかはまだわからないのですが(出始めたばかりだしね)、東宝きたらもうちょっと考えてみます。 お芝居の使用人で、真っ先にワタさんの拘束具(笑)を解くあやかれいちゃん。あの瞬間彼はあの使用人チームの中での病弱キャラとして決定されました。一番自分の命の危険を感じたんですな(笑)。多分、午前半休とか多いと思うの(午前半休て)。ついでに「次々と辞めていった使用人」の順番を考えたんですが(考えるな)、最後まで残るのは明石、最初に辞めるのは大真くん(次の就職先も決めてあります)、だと思います(どうでもいい)。 [タニしゃがの話] ※出かける前に上げたテキスト(冷蔵庫のおやつ)はさっくり削除しました。 いや、場合によっては「タニしゃが祭も応相談」だったんですが(誰と相談ですか?)(もちろんかおりちゃんと)(笑)、あれではタニしゃが判定は出来ません。いや、だってアル中ユトリロが、リアルなんだかリアルじゃないんだかわかんないイキオイで惨めで哀れでいたたまれなくてどうみうてもモディリアーニが介護士にしかみえなくて介護問題とか老人保健医療とかそういう単語しか浮かばなくて!(息継ぎしてください) ……ある意味あの表現力(真飛さんのアル中芝居)はすごいと思うんですが、ええーちょっと待ってくださいと思ったのも事実(素)。史実をキャラクターにするのはアリだけれど、史実だけではキャラクター説明にならないということです(謎)。というかエティエンヌの店でのアポリネールとモディリアーニとの会話からここに繋がるのはちょっと厳しいなぁと。というかびっくりしたなぁと。重かったです、なんだか妙に。 [お芝居小メモ] ・冒頭プロローグの男役のタップもどきシーンがかなり好きです。 ・女装4人、私の中ではしぃちゃんの圧勝です。すごいオモロだ。それで正解だと思う。 ・芸術家チームで、結局一番オイシイのはヤンだと思うんですが(真顔)。夢をとりに戻ってくるミキオさん、超ステキ(真顔)。 ・そのヤンが去るところで過剰に崩れ落ちるかのちかローランサンに「ああ、ヤンとも何か(含)」と思っていたら、「誰かが側を去ることを恐れている」んだとかおりちゃんが説明してくれました。ああ!(お前帰れ) ・かのちかは本当に「(ここらへんの)僕たち私たちが考える叶千佳さん」で震えました。 ・かのちかが孤独に震えた5日間。どうしてキキは「ちょっと!これでも食べて元気を出しなさいよ!」となべうどんもってかのちかのウチに行ってくれなかったんだろう(素)。 ・何気にポール・ギョームさんのテンションが高い。 ・芸術家の他己紹介シーン、スカステで見てそのカッコ良さに「どうしよう!アタシ誰かひとりなんて選べない!」と馬鹿な事を思いつつ、すごい楽しみにしていたのですが、あの掛け声が入った瞬間私にはオモロ判定になってしまいました。0番で踊り狂う(笑)ももかさんの存在を抜きにしても。 ・でもカッコよかった(誰が)(皆が)(はいはい)。 ・ここのももかさん、ゼンマイ仕掛けの人形にして繰り返し躍らせたいぐらいカワイイ。 ・アポリネール釈放シーンのダンス。あそこのあれ、すずおか判定しちゃ駄目ですかね(どこのどれですか)(つうか聞くな)。 ・あかいブーツのまりえちゃん、それだけで、ぼくのこころはときめく(何キャラだ)。 ・ワタさんが歌えているかどうかはそのあれなんですが(茶濁)、でも「炎の詩人」としては合格点だと思うの。そういう説得力がある。お芝居では歌える役を歌える人がやる必要はない、歌えなくても(芝居で)客を納得させられればいいのだから、とは私の持論です(ウザ)。 力尽きたのでここまで。 書いているうちにどんどん忘れていきました(素)。 [今回のかおりちゃんの名言] 「モガの境地」 どういう時にどういう用法で使うのかは全く不明(大笑)。 [今回のむっさんの迷言] 「涼さんの「す」はステキ!の「す」(もしもし?)」 |
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