| 2004年01月25日(日) | ||
| 私にも買って「小粋なメゾン」 | ||
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……は!「めぞん一刻」のめぞんってそういう意味だったのか!(今更気付くな)。 宙組さんようやく観てきました。 というか逸翁デーでもあったんですな。なぜか二年連続参戦です(笑)。なのでせっかくなので今年もレポートしておきます。いやスカステでかなり流してくれるのは去年のを見てわかっているんですが、まあ、聞け(ケペルコス)。 概要はこんな感じでした。 1.ゲストその1(冨士野高嶺さん)による「逸翁ちょっとイイ話トーク」withタキちゃんポッポさん。 2.かなみちゃんによる逸翁の業績説明(かわええのう)(でれでれ)。 3.逸翁の業績を知るための視聴覚教育ビデオの鑑賞(去年と一緒) 4.ゲストその2(一路真輝さん)によるトークと歌披露(披露て)。 [逸翁ちょっとイイ話] 冨士野高嶺さんのトークというか、あらかじめ決められた質問をタキちゃんぽっぽさんがしていくという、去年にくらべて随分短いコーナーでした。というかすごい段取り臭い(ボソリ)。でも話自体は面白かったんですが。冨士野さんもなんかイイキャラしてました(キャラ言うな)。 ちなみにイイ話は ・逸翁が音楽学校生徒の為に車両を一両増結した話。阪急電鉄の「身内」である音楽学校生は、車内で座っちゃいけない法則があったにも関わらずある生徒が疲労のあまりつい座って寝てしまった。それを車掌さんにみつかって大目玉をくらって、それをその生徒が当時音楽学校の校長だった逸翁に泣きながら訴えたら、音楽学校生専用車両を増結してくれたそうな。太っ腹だなぁ。 ・東宝劇場の屋上に、音楽学校の校歌を五線譜と音符で表した電飾(?)装飾みたいなものがあって。だけどそれの音が(音符が)一つずれている事に気付いた人から話を聞いて、速攻工事をしたという。「そんな気付かない人は気付かないし、そのままでも全然問題ないようなところなのに」と。太っ腹だなぁ。 ・冨士野さんが中心となって、歌劇関係者の物故者の慰霊塔と造る話になって、それを出来れば逸翁の菩提寺に立てたい話を公平会長にしたら、逸翁の墓所の隣にその塔を立てさせてくれた話。 本当に宝塚というところは逸翁というおおいなる父性によって育まれたところなんだなぁと、しみじみと思いました。今はその片鱗もなく(非難という意味ではなく事実として)、またその片鱗を残す事も出来ないけれど(時代が違うからね)。そんな逸翁が造り育てた歌劇団が、いまやこれほどまでに我々の萌え対象になるとは、逸翁も墓所の下でビックリかもしれない(最後に落すな)。 [10年目の浮気] はい!自分の立ち位置に戻りますかね! もうひとりのゲスト、一路さんはタカハナコンビとのトークだったんですが……すみません、一路さんが出るという時点で「最初の夫と今の夫に挟まれる花總まり(祝:在位十周年)」という構図が見れることに関して心構えをしておくべきでした。平たく言うと「うわぁ」と思っちゃんだよね。 一路さん曰く「なんだかややこしくなっちゃって、今日出ているのは宙組だよね?」聞いちゃダメー!(腹抱え) 終始「同じ釜のメシを食ったトーク」で楽しかったです。「今年で90周年ですが」とタカ夫さんが話を振ってそこから80周年の思い出話という流れに。一路さんは「運動会」と即答。タカ夫さんは雪組時代の綱引き優勝ノウハウを持って宙組優勝を狙うんだとか(笑)。それを聞いた一路さん(綱引きで肋骨にヒビを入れた人)(笑)は「トップスターは綱引きに出るな」と猛反対。「トップは旗ふってりゃいいのよ!」でもタカ夫さんは出る気満々なようですよ(更に笑)。 あと一路さんの東宝エリザベートの話から、宝塚エリザベートの話になって。一路さんがハナフサさん(初代エリザベート)に「大変な事してたんだねぇ、尊敬する」みたいな事言われて「そんな私なんてへたっぷーで」 へ、へたっぷー!ぷーて!ぷーて!(腹抱え) 我々と一緒になって二つ折れになっているタカ夫さんに更に(笑)。 本公演新公役代わりと、色々なエリザベートの役を演じてきたタカ夫さん。残すはエリザベートをやるだけとしょっちゅう言っているとの事(ハナフサさん談)。それに速攻「トートは?(最終目標は)トートじゃないの?」とツッこむ一路さん。トートよりエリザベートらしいです(笑)。 一路さんの歌は「愛と死の輪舞」。てっきり「私だけに」で来ると思ってたからびっくり、現役時代ほどではないにせよ、低いトーンで歌ってくれました。そう言えば衣装もトートぽかったです(黒のロングコート)。すごいいいもん見た。 [より良い品をより安く(狼が来るぞ!)] 最後に「逸翁賛歌」(今年も半笑いで聞いてしまった)と、再度ゲストを舞台上に迎えて「すみれの花咲く頃」。 ここで登場してくる時に、一路さんの腕に手をかけて出てきた冨士野さんが微笑ましかったです。その後に冨士野さんがガイチさんの隣に立つのですが、ガイチさん何故か自分から冨士野さんの手を繋ぎにいくんですよ。多分その後「すみれの花咲く頃」を歌うからだと思うのですが、たいていは歌い始めてから皆で手を繋ぐじゃないですか。だけどガイチさんはもう最初から手を繋ぎたくて仕方なかったみたいで(笑)。で、一旦手は離れるのですが、曲が始まると今度は冨士野さんから間髪いれず手を繋ぎにいってました。両思いになった同級生を見る気分です(違います)。歌が終わってたか夫さんが挨拶している間も繋いでいる二人(皆はもう離しているのに)、幕が下りる直前まで手を繋いでいた二人……ちくしょう!幸せになれよう!(何かが違う)もうチョーほっこりした(素)。 あとこの辺りの面白ネタとしては、遼河君が最後には魂飛んだ顔していた(笑)とクマコさんかおりちゃんそれぞれから目撃報告があったのですが、私的には歌いながら左右に揺れながら「あれー?俺今どっちにゆれているんだろー、今度はどっちにゆれるんだろー」と終始半笑いだった貴羽右京君に割とクギヅケでした(そこか!やっぱりそこなのか!)(笑) ええっと要はへたっぷーと初風×冨士野ネタが書きたかっただけなんですが……細かい間違いは気になさらずに。つうか肝心の観劇感想を書く余裕が無くなりました。追々マシンガン打とうかと思います。 [ですがこれだけは今日のウチに言っておきたい] ショーでのすしポッポコンビがかなりヤバかったです。私的に。 ええっと拾いそびれてなければ、中詰のラテンのところと、テンプテーションの白衣装のところで組んでいるんですが、ラテンの方……ポッポさんが一人で官能の世界を繰り広げておりました(震)。なんかスッシーの鼻息とか喉を鳴らす音とかまで聞こえてきそうで、ほんと目のやり場に困りました(でもガッツリ見てました)。 それなのに、テンプテーションの方では一転してポッポさんがものすごく清廉に見えた。見たまんま感じたまんまに言わせていただきますと「美貌の伯爵未亡人とかつて愛し合っていたものの、色々な都合で結ばれる事は叶わなかった当時の恋人(今でも独身)」という風に見えました(目覚ませ!)。それぞれに歳も経験も重ねているのに、再会して踊るとまるで当時のような初々しさを見せる伯爵未亡人。けれども未亡人の彼女は決して男の手には入らない。思いは通じ合っていても、たとえ世間が許してくれたとしても、多分ふたりはこれからも結ばれない……。大人のドラマを垣間見てむっさんドキドキ★(見たっつうかそれ妄想!)。 とにかくそんな感じに密度の濃いぃデュエットダンスだったんです。平たく言うと大好物って事ですね!(イイ笑顔)。 それでは。 [おまけ:今日のお買い物] ・ステキな涼さんの舞台写真(@DCフィナーレ) ・でらカワイイふーちゃんの花売り娘舞台写真(@アプローズ・タカラヅカ) ・私がダイスキ気な芝居をしている大真くんの舞台写真(@巌流)(えー?あれをわざわざ買ったのかー?) 余談ながら人がどういうセレクトで舞台写真を買っているかって知りたくないですか?ご贔屓さんを買っているのは当然わかるんですが、それ以外をどんな風に買っているのか。今度皆でそれぞれのアルバムを見せっこしたい(笑)。 |
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