2003年10月25日(土)
誰も互いを疑ってはならない、


 裏切ったのは……『じゃんけんで決めよう!』(ラダメス満面の笑顔)(俺、今いいことゆった!)


 ダメだ、思いついたときはすごい面白かったのに(いや面白かったのはむっさんだけだから)


[2003年下半期、六実、ドゥへの道]

 未だに衣替えをしていない六実さん。何を着ていくか悩んだあげく、まぁ今日会う人は違う人だからと先週の大真茶とほぼ同じ格好をしていったら、まんまと大真茶に一緒に行った方々に会ってしまった。うわー!(大丈夫、KIMIの服はいつも同じような感じだから)。

 ドゥへの道は険しい(女子力測定不可能)(低すぎて)。




 今日の観劇感想なぞ。

[忘年会]

 かおりちゃんに薦められて、美女選びのあやかれいちゃんをピン撮ってみました。……明らかに気が触れてました。ひー!(腹抱え)オペラグラスの視界が揺れるくらいウケた。おでこにネクタイハチマキ巻いているのが見えました。どうしよう、クギヅケ!


[俺のヤツカ(涼さんなんかに渡さない)(そのメガネはずして下さい)]

 むっさんはヤツカが大好きだ、ああ大好きだ。
 初日以来、すごいイキオイでピン撮りしてます。私はネカマではないのですが、ヤツカは最後まで私が守りたいもの、守りたかったもの、そんな存在だったのだと痛感しております(何言っているんですか?)
 「おお、エチオピア」のシーン、エチオピア女子チームが思い思いの形で大地への愛を表現するのですが、今日のヤツカはすっと座って、じっと大地から何かを感じるように、地に足を根ざしているという感じで。大地の匂いを胸いっぱいにかぐようにして………!!(何かが繋がったらしい)
 ここのシーン、初日の頃はヤツカも大地の土を掬うような動きだったんですが、私が一番キタのは、中日頃に観たやつ。足を前に投げ出して座って、手を後ろについて、つま先をぶらぶらさせているような子供のようなしぐさ。大地にペタンとすわって、嬉しそうにエチオピアの大地をうたう。
 泣けるなぁ。


[え?あと一回?]

 六実的王家感想文。
 今日は今日で、かおりちゃんと一杯ひっかけながら(いや呑んでいたのはむっさんだけだ)、ハゲるまで「で、『王家に捧ぐ歌』どうよ?」と討論してきたのですが、やっぱりもやもやしております。
 なので今日も出せるところから


[朝一番の太陽の神]

 ケペルの話を。
 そういえば、ここで触れたこと殆どなかったですな(素)。
 いや、ケペルの話を始めると結局は「ラダメスを全然書けていない脚本へのダメ出し」にたどり着いてしまって、無駄に疲れそうだったので(さらに素)。
 ちょっと脱線しちゃうんですが、『王家に捧ぐ歌』、私なりに感動もしたし、色々考えさせられた事もあったし、すごいとも思っているし、演じている生徒さんのパワーも感じているし、世間で評価を受けているのもそれなりに理解しています。だけど、ムラで初見後に感じた「でもラダメス全然書けていないじゃん」という所感、それが今の今まで解消されてない(私の中で)点で、手放しに評価は出来ないんですキムシンを。
 ……ほらね、なんだかウザそうでしょ?
 そんな風に「ラダメスが全然書けていない」と同時にケペル・メレルカに対しては「全然書き込まれていない」という感じを受けているんですね、私。そこをちゃんと書き込んでくれればもうちょっとラダメスが生きてきたのになぁとぼんやりと思っています。
 すでに何を言っているのかわかりませんが、そんな風に「書き込まれていない」脚本相手にしぃちゃんがすごく健闘してくれたなぁという事が言いたいんです。

 しぃちゃんのケペルは、まさに「武人」だなぁと。私は武人というとチャムガと出てしまう人なんですが(どういう人だ)、まあそのイメージで捕らえてもらっても構いません。
 誇り高き武人、己の腕を頼りとし、戦う武人。エチオピア兵を惨殺するシーン、皆が執拗に殺戮を繰り返す中、ケペルだけは深追いせず、相手に止めを刺しただけで、ひゅっと刀の血を振り払う。武人・ケペルにとってそれ以上の事は不要で、無意味なことだから。だけど面白いようにエチオピア兵を餌食にしている仲間を止める事はない。静かにたたずんでいるけれど、ラダメスのように虚しさや出口の見えない閉塞感、ましてや命を奪うことへのセンチメンタリズムを持っているわけでもない。何故なら彼は武人だから。彼の価値観と信念はゆるがない。
 アイーダと待ち合わせをしているラダメスとのシーン。おそらくケペルはラダメスの中にあった「虚しさ」や「閉塞感」を敏感に感じ取っていたのだと思います。と同時にそれまで一緒に戦ってきた彼が「わからなく」なり、そういう苛立ちを抱えているような。それでもラダメスへの信頼と友情を失ってはいなくて。
 平和になった世界での「戦士の意義」を説くケペル。時代に必要とされなくなった立場を嘆くのではなく、その言葉の端々で、「わからなくなった」ラダメスを試しているような気がするのです。自分と同じ武人であったラダメスと、少しでも共有できる想いを探しているような。だから決して全面的に問い詰めたり、責めたりはしなくて。ラダメスに「誰しも自分に都合よく生きたい」時代を、揶揄するように説いていく。ラダメスには明るく軽く接しているものの、その端々にケペルの苦悩が垣間見える。だけどそれを決して表にだそうとはしない。「戦士の名誉は永遠だ」と言ったラダメスに、ようやく「共有できる想い」をみつけて、安心できたんじゃないだろうかと。
 ケペルは本当は、もうラダメスが自分とは違う考えをもつようになったことを、武人では無くなってしまった事をうすうす察していた。だけどラダメスへの信頼は捨てきれていない、だからあんな問いかけみたいな形で、一言でも言質を取って彼と自分が同じであることを確認したかった……っていう風に私には見えるんですがね!(ちょっとまて、なんだこのSS張りの文は)。
 というのはムラの時から感じていて、ああ、しぃちゃんのこういうお芝居好きだなぁと思っていたんです。ちょっと中日ぐらいにこういう「含み」を感じられなくなっちゃった時もあったんだけれど、武人としてのケペルの信念というか生き様はスゴイ感じてくるなぁと(本当はそういう部分を書き込んでね)(でね、それとの対比でラダメスが「虚しさ」とか「閉塞感」を感じているのが浮き彫りになってね)(その果てに掴んだものがアイーダという光であったと)(むっさんむっさん!戻って戻って!)。
 公演も終盤、色々な意味でしぃちゃんのお芝居が深まって来たなぁと思いました。ようやくここに来て、三度の銅鑼とか、処刑場でのしぃちゃんを捕獲できるようになったんですが、ラダメスを信じる、信じたいが故の葛藤というのが伝わってきてね。ああ、あれだけの脚本でよくやったなぁと六実さんは思うわけです。いや、しぃちゃん大好きです、私。


 そんなこんなで、フィナーレを迎えたわけです。で、今日は久しぶりだったんで黄色い衣装5人組のところをオペラ使わずに観ていたんです、観ていたんです……観てい(ガバっとオペラ構えました)(ちょと待って!今、しぃちゃんが凄まじいグラインドを!)(えええー!)(前後不覚)……そう見えたのはわたしだけですか?つうか気づくの遅いですか?つうかいつのまにあんな事になってたんですかー!(錯乱)。
 ちなみに私ここのシーン、いつもすずみんピン撮りなんですよ(世間が思っている30倍ぐらいむっさんはすずみんが好きです)。もちろんしぃちゃんも観たいなぁと思っていたんですが、割としぃちゃんはデフォルトというか出方が想像できちゃうんですよね、私的に。だからつい観るのを後回しに(なんてこと言うんだ)。でも今日ホント久しぶりにここのしぃちゃん観てたら、すごい高カロリーなしぃ様捕獲しちゃってね。震えた。つうかマジ「イヤァ!」って叫んじゃったんだよね(かおりちゃん可聴レベル)(うるさい)。
 いや、ずっと私がすずみん観ているオペラの外では、しぃちゃんが太陽の子のようにキラキラさわやかに笑顔見せてくれるていると思っていたのに、私の知らない間に……どうもむっさんの中に星組に来たしぃちゃんはしぃ様を封印中という意識があったみたいで。まあ、しぃちゃんも星組さんに慣れてきて、こう出方を覚えてきたのかなぁと思いつつ、つうか星組的ギラリズム(謎)を身に付けたしぃちゃんって、実はすごく最強なんじゃないかと思えてきたり……あああ、もう何言っているかわかんないですね。平たく言うとしぃちゃん大好きって事ですよ(イキイキ)。
 なんだかイキナリ対抗馬が視界の外から入ってきた気分です。


 マジ語りからイキナリヨゴレ話ですか!(愕然)
 ホント観劇中のむっさんはうるさいです。左隣の人はともかく(そこにはたいていかおりちゃんがいるので)右隣の知らない人には超迷惑です。知らない人、ごめんなさい。


[というわけでイキナリしぃちゃん3題]

・スカステでやっていたホップスコッチ千秋楽。全部は見てないのですが、何度か放映時間に家にいたのでとびとびで見ています。で、冒頭でしぃちゃんのバーナードが「趣味は絵描き」と言ってアクリル板に絵を書いているじゃないですか。千秋楽映像、よく見たら「ありがとう」って書いてあった。うわー、ときめくー!(そうなのか?)。最後の舞台挨拶の、壮君桂ちゃんを従えて思いっきり「お兄ちゃん」なのも震えました。もししぃちゃんがあのまま雪組に残っていて、彼らを相手に「お兄ちゃん」っぷりを発揮して(そしてそれを六実さんに見せてくれていたら)、六実さんの屈折したブラコンドリームは、しぃちゃんが全面的に受け止めてくれたんじゃないかなぁと、ぼんやり思いました。

・ところでしぃちゃんの前髪って、常に一緒ですよね?前髪上げて立てて。分け目の違いはあれど、わたしはあのしぃちゃんのデフォルト髪しか見た記憶がないのですが(特に舞台)(オフはわかんない)。で、一回前髪下ろしてサラリズムしてみたらどうかなぁと思ったんですね。想像できないのですが(笑)。すずみんが前髪下ろした事で(私の中では)ガラっと印象が変わった故事にちなんで(故事って)、何かが開けるような。

・再セットアップしたマイPC。なぜかしぃちゃんを「Cちゃん」と変換しやがりました。……つかってみようかなぁ、その表記(やめなさい)。


[部活動]

 ちゃらさんちの光ってやがるストーリーにSSを。
 光スト部員、最後の部活動。むしろ引退試合です。
 またまた人様んちで暴れております。つうか私のSSは自分ちで公開している本数より、他所様に放り込んでいる方が多いような?(素)いい迷惑です。だ、だってちゃらさんがあんなステキなグラウンド用意してくれるからいけないんだ!つうか奴らが小芝居しまくるからいけないんだ!(人のせいにするんじゃありません)。
 本当に本当に受け入れてもらって、受け止めてもらってありがとうございました。ホント面白いぐらいに妄想回路が繋がっていたみたいです、萌えの共有ってスバラシイ(キラキラ)。
 「魔都」「砂塵」をイジリ終わったとき、もうこんな風に喰らいつける公演はないだろうなぁと思ってたんですがね……次の公演でしたな(素)。


[こばなし]

 かおりちゃんにこんな話をしました。
「このあいだぐぐっていたら、ガラスの仮面SSサイトを見つけて思わずブックマークしちゃったよ」
「え?それって速水真澄×聖さんとか?」
「違うよ!普通にマヤと速水さんの話だよ!」

 かおりちゃんに言わせると、かおりちゃんにとってのSSとは(ワシらのせいで)「801」か「エロ」という意味なんだそうです(腹抱え)(つうかワシらのせいか!)。だからかおりちゃんは「ガラスの仮面」のSSと聞いて真っ先に↑の掛け算だったらしいです。あと「亜弓×マヤとか?」とも言ってました(更に腹抱え)。私が「じゃあ、月影先生×源蔵とか?」と言ったら「それは当たり前すぎてつまんない」と言われました(当たり前か!)。協議の結果「やっぱ王道は『黒沼×桜小路』だよな!」という事に決定しました(何の話ですか)。
 私は時々かおりちゃんのヨゴレベルがわからなくなります(素)。
 ついでにかおりちゃんからもらったすずやつ祭新作の感想
「うわー!ベッドインしちゃった!」(と思ったらしいです)



 はい、本日は終了ー。



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