ひょんなことから飛騨・神岡町へ行って来た。ニュートリノを観測する施設「スーパーカミオカンデ」がある町だね。あとは神岡鉱山か。知ってるのはそれぐらい…。俺にとっては完全に未踏の土地だ(笑)。
きっと車の方が楽なんだろうけど、風情を楽しむために今回は列車で行くことにした。JR富山駅から高山線に乗り、猪谷までおよそ40分。神岡鉄道に乗換え、飛騨神岡まで20分で到着。文字で書くとたったこれだけなんだけど、実際に行くとなるとそれなりに大変なわけで…(笑)。その理由は、列車の本数が圧倒的に少ないってこと。つまり、乗り遅れたら大変だという精神的なプレッシャーが降りかかってくるわけだ(笑)。
目的は地元・神岡出身のシンガー・タニザワトモフミの凱旋ライブ。音楽業界の知人Tさんがマネージメントをやってるってことでほんの一週間前に決まった予定(笑)。まあこういうことでもない限り、知らない土地へ行くことってなかなか無いからありがたい話ですわ。
川のせせらぎ、新緑の匂い、昔ながらの町並み、そして安堵感…。神岡には、どこか忘れかけてた「日本の風情」がさりげなく存在してたな。う〜ん、かなり心地いい気分。こういう感覚って、きっと都会では満喫できないものなんだろうな。リフレッシュ効果は抜群だよ。
そうそう、タニザワの話をしなきゃあかんね。もちろん彼とは初対面だったんだけど、声がたまらなくいいんだよなあ。歌の世界観とフィットしてるっていうか…。こればっかりは趣味嗜好の世界だから、合わなかったらどうしようもないもんねえ。人柄的には、どこかひょうひょうとしたほのぼの系のあんちゃんやけど(笑)。まあ、これもひとつの出会いだから、次なる展開を楽しみにしてるよ。
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