⊂悲しい夢⊃
2004年01月07日(水)

昨日、二十歳になった。
誰かが言っていた通り、なにも変わらない。
自分の誕生日なんか興味ない、とか思っていたのに。
友達が合流第一声におめでとうって言ってくれたり、メールをくれたりした。
それだけで、存在が救われたような気持ちになったんだ。
10年を闇のなかで見ていた気がしてた。
まだ浮き上がる途中、無事に浮き上がれるかも分からない。
最近、ちゃんと眠れるようになった・よく笑う・ちゃんと言う・ちゃんと怒る。
それから、よく遊ぶ・よく出掛ける・泣くことも、出来るようになった。
案の定あの日の予感はそうなって、そのひとから告られた。
それの少し後、友達の友達からも告られたけれど、もう暫くは特定の男も要らない。
あたしは男のひとと友達で居ることが出来ない。
いままでもそうだった。
だから楽な女友達と遊びまくる、男はあとでいい。恋愛なんて興味ない。
成人式が近い。
19歳から20歳になる時よりも、18歳から19歳になる時のほうが苦しかった。
ひとの悪口を言わない。
嘘を吐かない。
自分に誠実に生きたいと思った。
誰かに流されず、大人にもなれず、溶け込まないような人間で居るよ。
あたしは、今、未だ、大人にはなれない。
うたをうたうよ。
元気でいよう。
悲しくてももう生きれる気がした。
死にたいと今までと変わりなく思うこともあるだろう。
だけど、死ななかったから、これからも思って傷を作るだけだ。
さようなら。



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由弥 [御手紙]