それでも笑って生きていく



 過度の一般化

その昔、材料費・手数料をまったく取らずに
手料理を食べさせてくれる奇特な友人がいた。

でもいつからか
一緒にいると、別れた後にえらい倦怠感と
自己嫌悪に襲われるようになったので音信不通になった。

今でもその友人のことを思い出すと
結構傲慢な人だったなぁ…と
人の話にはちっとも耳を貸さない人だったなぁ…と
そんな印象しか残っていない。

何でそんな印象を持つようになったかと言うと
友人は「私」の言動を見て
勝手に「私´」というキャラクターを作って
「私」に「私´」を演じることを求めていたから。

「私」と一緒にいるくせに
頭の中で作り出した「私´」と会話してる…
「私」と「私´」は違うんだといくら言っても納得しない。
納得しないだけでなく「私´」の考えを押し付ける。

そのやり取りで消耗するから、
自分の時間をその友人と過ごすことに使うのは
時間と労力の無駄だと思て縁を切った。


そして、私の中では
友人と同じ学部を専攻した人=傲慢で人の話に耳を傾けない人
という図式が成り立った。

もちろん、これは私の偏見で
実際はそんな人ばかりではないと思う。


こんな状態を過度の一般化というんだろう。







2006年11月07日(火)
初日 最新 目次