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私が帰宅して夕食を摂っていると長男が私の席の前に座りギターを弾いてくれました。結構難しくて速いフレーズを目を瞑ってつっかえる事なくスラスラと弾いて見せました。私は「お前、天才だな!ギターリストなれるんじゃない?!」と言うと、長男に「これくらい弾ける奴は結構いるよ。」と言われました。私は単純なのでその人に少しでも才能があると思ったら「頑張ってプロを目指したら?」と言います。それは今まで友達に対しても、生徒に対してもそうでした。少しでも才能があるのなら、挑戦しなかったら勿体ない、諦めたら勿体ないと思うのです。良く友達にも「秀行って、すぐ頑張ってプロ目指したら?!」 って言うよね。と言われた事があります。だって好きな事で生きて行けたら最高じゃん!って私は思うのです。その話を以前、妻に話したら「そんな事を言ってくれる人がそばにいたら人生変わったかも?」 と言われました。長男には情熱を持って諦めないで続ければ絶対にプロになれると言いました。最大の敵は情熱を無くしてしまう事と諦めてしまう事だよと言いました。最大の敵はいつも自分の中にいます。周りが就職して社会人になり、飲みに行ったり、遊びに行ったり、旅行をしたり、結婚をしたり、車を買ったり、し始めた頃に、自分はこのままで良いのか?と不安や疑問を抱いたり、周りと同じように遊びたくなったりしたら、もう夢の終焉です。人生は何とかなります。ただひたすらに自分と夢と情熱を信じて進んで行けば良いと思います。たぶん何かにはなれます。そんな生き方をしていれば誰かを感動させる事が出来るのではないかな?と思います。長男にはどんな形であれ歳をとってもギターを弾いていて欲しいなと思います。
kanno
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