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浅田次郎著「一刀斎夢録」を読み終わりました。この作品は新選組三番隊長斎藤一が主人公のお話です。この作品を読みながら京都の新選組に関係のある場所を巡ってみました。だから私にとってとても思い出深い作品となりました。斎藤一は沖田総司と同じ歳だたのが驚きでした。というのは私は沖田総司は若くて天才と言うイメージから勝手に新選組の隊長で最年少だと思い込んでいました。新選組は活動期間は約6年で池田屋事変の時の年齢は近藤31歳、土方30歳、沖田21歳、齋藤21歳ととても若い人達で作られた組織でした。亡くなった年齢も近藤35歳、土方34歳、沖田24歳、斎藤だけが長生きして大正まで生きて72歳でした。この作品を読んで私の空手にも参考になる事がたくさんありました。斎藤一は左利きの居合の技を使う人だったのですが、剣道は右利きで右足前で左に剣をさして右手で刀を抜くのを、斎藤一はあえて直さず左利きで左足前で右に剣をさして左手で刀を抜くようにしていたそうです。なので前で教えてくれる先生を鏡写しで真似すれば良かったそうです。斎藤一は福島県の会津若松市の阿弥陀寺に葬られているそうです。いつか会津若松市に行ったら訪ねてみたいと思います。
kanno
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