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今日は七夕ですね。珍しく晴れています。七夕って毎年曇ってる感じがします。東京に来てからは天の川、織姫、彦星を見た記憶が無いので、東京に来て30年はおそらく見ていないのだと思います。福島に住んでいた頃には何度か見た記憶があります。私が子供の頃は道路もまだアスファルトに鋪装されていなく、電柱も木にコールタールを塗ったもので、信号も少なく、電灯も少なく、コンビニもなく、夜は真っ暗で天然のプラネタリウムという感じでした。土手に寝っ転がって星を見ると流れ星も見えたりして星がとてもキレイに見えました。山になんて行ったら、地球は丸いんだと思えるような感じで星空が広がっていました。福島に住んでいた頃には気が付かなかったけど、一生思い出に残るような素晴らしい景色を見ることが出来ていました。東京に来てからは毎日が忙しすぎて星を見るなんて言う気持ちにはならなくなってしまいました。現役時代はお祭りや花火大会の日だって稽古していました。それこそクリスマスも試合をしているか、試合の運営をしたりしていたぐらいです。そして七夕の短冊にお願い事を書いたのは小学生までです。「ウルトラマンセブンの時計を買ってもらえますように」「ウルトラマンになれますように」「学校がなくなりますように」これが私がハッキリ覚えている自分がお願いした願い事です。高校生ぐらいには世の中の現実を知り願いがあるなら自分の力で叶える努力をしなければ誰も手を貸してはくれないと思いました。そして願い事をするという事は自分の深層心理というか本心では、その願いが叶うのは自分の力では無理だと思っている証拠だと思いました。自分の力でやれると信じているなら願い事をする必要はありません。だから私は願い事をやめました。神様はいるとは思っていますが、自分の事で願い事をする事はありません。どちらかと言うと「子供が健康で育ちますように」とか「家族が健康でいられますように」とかです。「家族が幸せになるように」とは書きません。家族は私が幸せにしてみせます。今日の稽古後に晴れていたら土手に星空を見に行って見ようと思います。
kanno
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