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私は何かを初めてやった時に、人より上手かった物は、50年の人生を通して1つもありません。新しい事をやる時に初めは希望を持ちます。「これなら人より上手く出来るんじゃないか?」「これは人より出来そうな気がする!」そんな希望は挑戦してすぐに打ち消されました。その度に私は自分に失望しました。何で自分は何をやっても人より劣っているのだろう?何で自分になんて生まれてしまったのだろう?もう私は絶望的に劣等感のかたまりでした。頭は悪い、走るのは遅い、何も取り柄が無い、そして悪いことばかりするので、いつも先生に怒られている子でした。でもある時から努力をすれば出来ない事でも出来るようになる事や努力をすれば人より上手くなる事が出来る事を知りました。そのキッカケとなったのは水泳でした。そして人より上手くなる喜びや人の前で目立つ事の喜びを知りました。そこからどんどん自分が変わって行ったと思います。気が付けば学校で1番目立っている人間になっていました。私はコツコツ努力する事が好きです。ある人に「よく飽きないでずっと1つの事をやっていられるね。」と言われた事があります。その人には同じ事をしているように見えたようですが、私は同じ事をやってはいません。1回1回、いろんな事を考え変化を感じながらやっています。そして少しずつですか進歩して上手くなって行きます。だから楽しいのです。だから私は私に生まれた事を今は良かったと思えるようになりました。この出来るようになった瞬間や上手くなった瞬間の喜びを感じれるのは、最初に出来なかったからです。自分に生まれた事に感謝です。
kanno
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