DiaryINDEX過去の日記未来の日記
2022年03月24日(木) 25歳の自分

最近、自分の若い頃の試合を見ました。その試合は1998年に舞浜駅の近くにある浦安市体育館で行われた千葉県空手道選手権大会でした。私は25歳でした。肉体的にはそろそろピークを迎える年齢でしたが、23歳と24歳の2年間は自分の思う結果も出ずに低迷していました。もうそろそろブレイクしないと空手の世界で生きて行くのも難しくなる年齢でした。とても焦っていましたし、結果が出ない自分にジレンマを抱いていました。その試合に28回全日本大会で18歳でデビューして前年に行われた世界大会の代表選手を2人も破ってしまい、彗星のように現れた野地竜太選手が出場すると聞いて、私は野地選手と戦うところをイメージして稽古しました。そして野地選手と当たるところまでを目標にしていました。お互い勝ち進み野地選手と準決勝戦で戦いました。私の人生で1番苦しい試合でした。本戦0-0延長1回2-0延長2回2-0で私に旗は上がっていましたが引き分けでした。体重判定のため体重計に乗り舞台に立って結果を待っていました。私はもう一回戦おうと呼吸を整えて次の準備をしていました。私が85キロで野地選手が95キロとアナウンスされました。私は計算が苦手なのもあり10キロピッタリは最後の延長戦だと思い心の中で「ヨシっ!もう一回だな」と気合を入れました。その瞬間に仲間達や会場がワーッと言う歓声が上がったので、自分が勝ったんだと思いました。映像に映る自分は、会場が歓声に包まれるなか、それを起こした本人が1番冷静で佇むように試合場に立っていました。その姿は私が1番憧れた人達の姿でした。その映像を49歳の自分が見て「なかなかイイ男だな!カッコイイな!」と思います。子供達や生徒達にも自慢して見せる事が出来る映像です。イイものを残して良かったなと思います。その映像に映る25歳の自分を尊敬するし感謝しています。25歳の自分に負けないよう頑張って生きたいと思います。


kanno

My追加