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2021年01月25日(月) 極真空手をやっていなければ

おかまで右膝の状態も日に日に良くなっています。道場生の皆さん、ご父兄の皆様には、あたたかい声をかけて頂いたり、お守りやお手紙や体に良い物や私の好きな物などたくさん頂きました。本当に本当に感謝しています。また極真会館に、そして極真会館を創立された大山倍達総裁に、松井章奎館長に、私を導いて下さった師範、先生、先輩に本当に感謝しております。私は人生の前半は、この社会の中で落ちこぼれでした。小さい頃は体が弱く虐められ、身体が強くなったら一を虐めるようになり、小学校では学校の馬鹿の代表で、中学に入ると何度も母が学校に呼び出されるような事をし、高校に入学し1カ月にも満たない時に退学になり、それまで人生で唯一真摯に頑張っていた水泳もやめる事になり、私の人生はある意味あの時にリセットされました。自分が生きている意味なんて一つも見つける事が出来なくなってしまいました。その後、仕事をしても何度も首にもなりました。私が学校を退学になった時に校長先生に言われた言葉が印象に残っています。「君は海の魚だから川では生きられないんだよ。学校は川という狭い世界だからね。君はそのその狭い世界の枠では生きられない人間なんだね。海という大きな広い世界で生きた方が良いよ。」たぶんおそらくこれは私の事を本当に思って言った言葉ではないと私は思います。学校の規律を守れない、学校では手に余る、学校には居られない間違いを起こした私を社会にほっぽり出す言葉だったと思います。でも今では感謝しています。そのおかげで極真空手と出会えました。そして学校や仕事では落ちこぼれだった私が何故か道場では、師範や先生や先輩に目をかけて頂き可愛がられ重宝される人間になりました。自分のやりたい事を見つければ人生は変わるし、自分の生きる世界で自分の価値だって変えられるのではないかと私は思います。極真空手をやっていなければ、私がこんなに人生が楽しくなる事はなかったと思います。


kanno

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