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2021年01月23日(土) 読書

中村文則作品の「最後の命」を読みました。中村文則の作品はどれを読んでも良いのですが、この作品もとても好きになりました。人間というものについて、人間の命について、生きるという事について、罪と罰について、などいろいろと考えさせられる作品でした。私は好きな作品は何度も読むのですが、その読んだ時々で感じ方が変わるので面白いものです。この作品もいつかまた読みたいと思います。読書の良い所は、読むスピードと言うか、進む時間を自分で決める事が出来るところだと思います。映画だと2時間30分なら、2時間30分のスピードで映画が進んで行くので、物語の進むスピードを自分で決める事が出来ません。そしてその一場面にいろんな情報が入っていて、主人公の顔の表情などでいろんな事を理解しなければいけなかったりもします。そしてもう一つ読書の良い所は自分で情景などを想像してストーリーを進める事が出来る所です。読書は好きな時に好きな場所でゆっくりと自分のスピードで読無事ができ、休みたい時には休む事が出来ます。理解出来なければ少し前に戻って読み返す事だって出来ます。自分のスピードで理解していく事が出来るので読書は本当にお勧めです。


kanno

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