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2020年11月02日(月) 空手に先手なし

「空手に先手なし」と言う言葉はとても有名です。空手をやっいる人なら誰でも1度は聞いた言葉だと思います。そして沖縄から始まる多くの空手家達がこの言葉を大切にしてきました。特に船越義珍先生はこの言葉とこの教えをとても大切にしたそうです。大山倍達総裁は「空手に先手あり、しかれども私闘なし」と仰られています。琉球拳法空手術の達人である本部朝基は実戦時には「空手は先手である」と言ったそうです。自分から人と争いを起こすなどは言語道断です。また今ある自分の全てをかけて戦いを避けなければならないと思います。戦うと言う事は誰かが傷つき誰かが悲しむ事なので、戦うという事に勝者はいないと言う事になります。だから戦わないために自分の身に付けた全てをかけて本当の勝利者になりなさいと言う事なのだと思います。戦わないために常に戦いを意識して稽古しなければならないと思います。そして常に自分に厳しく誠実に生活しなければならないのだと思います。ですがもし戦いを避けられないのならば、その時にはやはり先先の先を取る気持で戦わなければならないのだと思います。


kanno

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