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2020年08月27日(木) 身体が悪いと

身体が悪いと人の優しさが心に響きます。ご迷惑をおかけしている道場生やご父兄様には申し訳なく思っておりますが、身体を悪くした事で、自分を見つめ直したり、人の優しさが身にしみたり、なんでも無かった日常が当たり前ではない事に気が付かせられたり、身体を悪くしている人の立場で物を考えたり、いつもは見えない景色が見えたりしています。立つのも歩くのも座るのも辛く、本当は家でずっと横になっていたいのですが、今までの私の経験上、家で寝ていても身体は良くなりません。家で寝ていて身体が良くなるのを待っていたら、2週間以上かかってしまいます。なので痛い身体を引きずるように鍼治療に行っています。場所は新宿なのですが、休み休みゆっくり歩いて行くので2時間かかります。駅構内での人の歩くスピードに驚かされたり、横断歩道を渡るのに信号の青の時間が短すぎる事に四苦八苦させられたり、いろいろ考えさせられる時間を過ごしています。例えば東京だから交通機関を使ってなんとか治療院に行けるけど、田舎だったら誰かの手を借りなかったらどこにも行けないだろうな?とか、東京の人の駅構内を歩くスピードは本当に早いな、その歩いている流れを横切るのは本当に大変だな、信号はすぐに赤になるな、お年寄りや障害者の方はこれをどうしているのだろう?などです。妻にはいろいろと助けてもらい助かっています。次男は学校に行くため家を出る時に、寝ている私の頬にチューをしてくれました。土曜までには必ず身体を治して、また新たな気持ちで頑張りたいと思います。


kanno

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