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2020年06月26日(金) 少し教育論

私は息子達に対して、道場にいる時と家にいる時とを分けるようにしています。それは道場では厳しくするので、家ではあまり私の存在が息子達を窮屈にしてはいけないと思うからです。家ではそれなりに気を許せるリラックス出来る場であって欲しいと思っています。なので家ではほぼ私は子供達を叱る事はありません。でも叱る時はビシッと叱ります。それは、ゆるく叱るのはお互いにとって良くないと思うからです。それは良くない事だ。その度合いを伝えるのは自分がどれほど怒っているか?の度合いで子供もそれがどのぐらい良くない事なのか?を知ると思います。なので忘れ物をしたのと、何かをこぼしたのと、嘘をついたのを同じように怒るのは、子供にとって良くないと思います。それと「〜ちゃん、ダメよ」的に叱っても、その子の心にダメージがないので、それを本当に良くない事とは思わず同じ事を繰り返してしまうと思います。なので叱る時にはしっかりと叱る、言葉では足りないのならば、やはり叩くという事も大切だと思います。ただその叩くも心にダメージを与えるためで、あまりに身体にダメージを与えてはいけません。それをするとどんなに悪いと思っても恨みが残りますし、その子は必ずその恨みを、いつか誰かに同じ事をするという形ではらしてしまうと思います。あとは本当の躾は他人にしてもらうものなのかな?と思います。親が躾るのはあくまで基礎的な事で、本当に本当の躾は他人と言うか社会の中でされていくのだと思います。なので褒めて伸ばすとか、体罰禁止とか、パワハラだとか、があまりうるさくなると子供達の本当の躾がされないまま大人になってしまう気がししてなりません。これは私に関してですが、極真空手の世界で躾をしてもらって本当に良かったと思っています。あの20歳ぐらいの時に、自分より圧倒的に強い、圧倒的に怖い、圧倒的にカッコイイ人達に、バシッと教育して頂いた事で、キチッと礼儀や挨拶や気遣いなどの物事が出来るようになりました。最後に1つ、これは生徒に対して叱る時も、私の信条なのですが、バシッと叱ったらそれで終わりにします。ネチネチ言ったり、その日はその子にあまり話しかけない的なことは絶対にしません。そのためにも自分もそれで終わりに出来るようにバシッと叱った方が良いと思います。逆にバシッと叱ったら、もう切り替えていつものように接してあげれば良いのです。ただ叱ったあとに変にご機嫌をとるように気遣うのも良くないと思います。その子が本当に良くなった時には思いっきり褒めてあげるのはとても大切です。


kanno

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