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2019年09月03日(火) 叶わなかった夢と自分の旬

何かを頑張れば自分の未来が変わります。もっと言うと頑張っただけではダメです。やはり結果が大切です。私は46歳になりそれを痛感しています。私は現役時代、全日本という冠のつく選手権大会で入賞する事は出来ませんでした。私の最大のチャンスは今考えると25歳の第30回全日本大会と第7回世界大会でした。何故ならば第30回大会の数ヶ月前に第30回全日本大会で4位になった選手に勝っていて、第7回世界大会の代表でベスト16に入り全日本ウエイト制で準優勝した選手にもその数ヶ月後に勝つ事が出来たからです。なのに何故夢に敗れたか?それは自分が甘かったからです。その当時は限界までやったつもりでした。でもまだまだ甘かったです。そしてそれに気が付き29歳からの5年は一生懸命頑張りました。その頃の自分のテーマは「己に克つ」でした。それはもちろん今でも変わりません。でも気が付いた時には、もう時すでに遅しでした。人には旬というものがあります。特に肉体を使う競技は旬な時期は短いです。でも私にはその反省があります。自分が何故チャンピオンになれなかったのか?その反省材料は、今では私の指導材料です。しかし夢が叶わなかった事で出遅れてしまいましたが、その後も新たな夢や目標を持ってしっかり頑張っています。でも全日本チャンピオンという肩書きがあったなら、もっともっと自分の夢は大きく実現できたのになと思うのです。だから子供達には全力で悔いのないよう思いっきり夢を追いかけて欲しいと思います。でも夢が叶わなかった人には、夢が叶わなくてもしっかり頑張っていれば楽しい未来がたくさんあって夢が叶わなかったからこそ得られる物がたくさんある事も教えてあげたいと思います。


kanno

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