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2018年04月18日(水) 本当にありがとうございました。押忍

本日、私の極真空手の恩師である廣重毅師範が永眠されました。私は廣重師範の元で21歳から29歳まで修行しました。23歳から27歳までは内弟子と指導員として空手を学びました。私は師範に叱られてばかりいる駄目な弟子でした。でもその師範に叱られた事の全てが今の私の1番の財産となりました。29歳の時に私は道場を出しました。そしてその年に師範は極真会館を退館されました。私は極真会館に残る事を選びました。師範の元を離れてから私は5年間選手として試合に出場しました。いつも師範に叱られた言葉を思い出し、この稽古は良いか悪いか、自分は頑張れているかいないかを考えて稽古をしました。道場を15年運営して来ましたが、いろんな事がある度に師範にご指導いただいた事を思い出し、自分で答えを出しながら事に当たって来ました。師範に褒められた事や叱られた事が私の生き方の指針になりました。今後もそれは変わりません。私がこうして空手の指導をして生活が出来ているのは師範のおかげです。空手家には引退はない事、死ぬまで空手家の修行は終わらない事、その考えは師範からご指導いただいた事です。私も師範のように死ぬまで修行をする空手家になりたいと思います。私は本当に駄目な弟子でしたが師範と出会い師範の弟子になれて本当に良かったです。本当にありがとうございました。押忍


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