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2016年10月27日(木) 前橋妙子初段との会話

前橋妙子初段が亡くなって半年が経ちました。人間が1人この世からいなくなるという事はとても大変な事です。でも時間はとても無常です。あっと言う間に人を置き去りにして進んで行きます。時が過ぎる早さに驚かされます。前橋初段とは病院でもいろんな話をしました。生について、死について、極真空手について、本当に深い話をしました。前橋初段が言った言葉で、私の心に焼き付いている言葉があります。前橋初段の余命が数ヶ月しかない事を前橋初段から聴いた時の会話です。前橋初段は「先生、私は極真の道を全うしますよ」と言いました。私は言葉を返す事が出来ませんでした。そうすると前橋初段は「先生、でも私、まだ死にませんよ!」とニコッと笑いながら言いました。前橋初段は見事に自分の人生を生ききり、極真の道を全うしました。私は前橋初段に約束しました。この極真会館東京城南京浜支部を次の世代に繋げてみせる。自分達の意志を、自分達が愛した極真空手を、自分達が素晴らしいと本気で信じたものを、自分達が血と汗を流したこの道場を、必ず自分達がいなくなった遠い未来に繋げてみせると。その言葉を聴いた前橋初段は「じゃあ私達の意志は生き続けて行くんですね。先生なら必ず出来ます!」と言いました。


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