★アンソロジー。 『かなわぬ想い』今邑彩ほか

作家は全部で5人。
今邑彩、小池真理子、篠田節子、服部まゆみ、坂東眞砂子。
サブタイトルに『惨劇で祝う五つの記念日』とあるとおり、
これはホラーアンソロジーの書き下ろしなのだ。
いったい、この恐がりで小心者のワタシが、ホラーだなんて
どういう風の吹き回し?風邪?(謎)
でも、このそうそうたるメンバーに、ふらふらと触手が動いた。

ホラーが苦手なわけは、もちろん第一に怖いのとかスプラッタとか
幽霊とかがダメ、ということなのだが、決定的なことは
「お話がハッピーエンドでない」である。
ハッピーエンド大好き、救われない話はつらいのだ。
ただ単にワガママ読者なのであるが。
そういう意味では、このアンソロジー、本当に「ホラー」だった。
怖いよお・・・・・
篠田節子さんの「誕生」はなかでも怖すぎ。
どこを旅してきたのか・・・・帰って来られてよかった。
2002年01月21日(月)
By ちゃいむ

My追加

*back *next *Menu *First *New!! *Mail *Home* 

Edit by オレンジミルク。