★太田忠司。 『遊戯の終わり』

探偵藤森涼子シリーズ。
短編集であるけれど、登場人物はシリーズを通じて(前作も)
共通の部分が多いので、連作ということになる。
前作出てきた人が、ひょこっと出てきたりするが、なにぶん
前作を読んだのがかなり前なので、やっぱり忘れていて
唐突な感じがしてしまう。
(そりゃ自分が物忘れひどいからじゃ)
主人公は新米の女性探偵だが、どうやら前作からは少し時間が
たっているらしい。事務所のメンバーにも変化がある。
所長のキャラクターがけっこう好きかな。
主人公はいつもつっぱって、走っているような気がして、
もう若くない自分にはどうも感情移入が難しい・・・・(汗)。

探偵、というのは、本来はとても地味でキツイ仕事だと思う。
浮気とか尾行とか身元調査とか・・・・
そういう意味では、涼子さんはがんばっているよ。
もうちょっと素顔を見てみたい。
2001年12月11日(火)
By ちゃいむ

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