ずっと「金糸雀」(カナリヤ)だと思っていた。 違った。「金雀枝」(エニシダ)だ。借りるまで気がつかないなんて! 検索して調べたら、大きな花びらの黄色の豆科の木で、春にたくさん花を つけるらしい。(ピンクもある) いとこら6人が次々と、「おおかみと七匹のこやぎ」の見立てで殺し合う。 その謎を解こうと集まった、残りのいとこと居座った侵入者。
関係ないけれど、ウチにもある「おおかみと七匹のこやぎ」。 この見立て殺人の箇所を見たとき、なんだか違和感があったのだが それは訳者が違うと訳も違ってしまうからだった。 「洗面器」に記憶がなかったので、調べたらウチのは「せんたくかごの 中」だったし、「ベッド」は「とだな」だった・・・;^^) ううーむ、やぎも洗面器で顔を洗うのかな。
プロローグは、「序章という名の終章」。 読み終わってその意味が分かり、ふたたびプロローグへ戻ってきた。 こういうのってうれしい。 哀しすぎた真相は、過去から解き放たれるのだ。
|
| 2001年11月12日(月) |
|