★服部まゆみ。 『時のかたち』

毎日更新が信条のつもりだったが、はかない幻想と消えた(笑)。
ここのところ、ずっと凝っていることにかかりきりで、本はほとんど
片手間。あかんあかん;^^)
やはり、読み方によっても感想は左右される。
ゴハン作りながら数ページづつ読むのと、夜中にがーっと一気読み
するのとでは、作品への浸り方が違うのだ。

服部まゆみさんの作品は、『この闇と光』に続き、二冊目。
4作の短編と、「服部まゆみノート」というエッセイからなるのだが、
このエッセイがおもしろかった。(なんてやつ)
作品を読んだら、今度はその人の素顔に会いたい。それがエッセイだ。
ゲームにのめり込むところなどは、読んでいて可笑しい。

短編。どこか栗本薫さんの雰囲気に共通する妖しさ。
うまく表現出来ないが、余韻の多さ。うーん。
それは、時がテーマだからなのかもしれない。
2001年10月09日(火)
By ちゃいむ

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