小野不由美。 『黒祠の島』

記憶を辿りながら(笑)。
土曜日が図書館の期限で、もう返却してしまったので手元にないのだ。
ここにあれば、いろいろ感想をかく参考にもなろうというのに。
ストーリーは、題名そのものの「孤島もの」。
閉鎖された土地、、村人のよくわからない結束、謎のしきたり、変なお屋敷。
ありがちなこの設定が、どう料理されるのか興味があった。
主人公が少しずつ謎を解きながら・・・という過程、ちょっとリアル。
たぶん本当の個人捜査なら、あれくらい試行錯誤して無駄な動きや無駄な
考えを張り巡らせる。
それが、読者としてしんどいのは、修行が足りないせいか。
そして、主人公はなぜこれほどまでに真相にこだわるのか・・・彼がクールな
だけにちょっと見えにくいかな。
後半は息もつかせない。
トリックにも、うなった。
最悪の結果になったらどないしよ・・・とドキドキしたが、最後に救われた。
・・・って、ストーリーの内容に安堵するワタシ;^^)
2001年09月25日(火)
By ちゃいむ

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