「静かな大地」を遠く離れて
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2001年09月04日(火) 成吉思汗&貴老路

題:83話 鮭が来る川23
画:バッタ
話:最初の秋の、最初の鮭漁の話

きょうの感想。美味そう。以上(^^;

北海道の味覚の一つに“ジンギスカン”鍋があります。
オキナワのビーチパーティーか、北海道のジンギスカンか
という感じ。“観楓会”なる秋の習慣もあります。
先日のまとめ書きの中の「義経=ジンギスカン」ネタに
西東始さんから反応メールを頂戴しました(^^)


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件名:義経ジンギスカン

出張ご苦労さまです。

8月28日の「義経=ジンギスカン」ネタ、興味深く読ませて
いただきました。これについては金田一京助が文章を書い
ていたと思いますが(「義経入夷説考」1914位?チョット
アヤシイです)、小谷部全一郎については「ああ、そんな
人がいたか」、高木彬光と長山靖生の本については全く知
りませんでした。早速本を読んで勉強します。

ところで、観光客にも有名な「義経ジンギスカン」は明ら
かに<義経=ジンギスカン>伝説が元ネタなんでしょう
が、そもそもジンギスカンなる羊肉料理の名前もこの伝説
とは無関係ではないのでしょうね。実は「ジンギスカンと
いう料理の名前の由来」についての研究は読んだ事があり
ませんが・・・。小谷部全一郎からジンギスカン料理まで
つながっていれば面白いですね。来週くらいに札幌に出る
ので、「義経」でジンギスカンを食べつつ、ちょっと調べ
てみます。

さらに余談ですが、私の住む街帯広市から一時間半ほどの
距離に本別町というところがあります。ここは三セク鉄道
の「銀河線」と義経伝説で町おこしをやろうとしている町
です。この町は、義経が当地のアイヌに「文化」を伝えた
のがアイヌ文化の発祥なのだと、これはウタリ協会が聞け
ば怒りそうな話を喧伝しているようです。とはいえ、この
町には「義経伝説」では覆い隠せない?ほどアイヌ語の地
名がたくさんあり、一番有名なのは「キロロ」。これが二
箇所あって、一箇所は「嫌呂」、もう一箇所は(実はちょ
っとした山を越えた向こう、行政的には浦幌町になるので
すが)「貴老路」。この表記の違いはあまりに凄く、私は
「ネタ帳」にメモしてしまいました。(ついでに言えば、
これと赤井川村のキロロ・リゾートに歌手のKiroro、キロ
ロリゾートを運営するヤマハリゾートとKiroro側の商標登
録をめぐる争いを絡めると、学生さんにも興味深い話がで
きないか、いやいくらなんでもちょっとマニアックすぎる
かとしばし考え込んでしまいます。)

小谷部全一郎の妄想のおかげで私も妄想を膨らませてしま
ました。失礼しました。

「日記」、期待しています。それでは。
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…「義経伝説」的なるものについては、ネタが増えたら
また書くつもり。しかし“余談”の本別町の話もなかなか
ごっつい話ですなぁ(^^;
あと、キロロ。「嫌呂」に「貴老路」ね。
台湾とか香港の雑誌なんかでは、歌手の「キロロ」って、
どう表記されてるんだろう?(誰か調べて頂戴ませ 笑)

キロロ・リゾートの名前は知っていたし、歌手のキロロは、
98年の初めにオキナワへ遊びに行った時から知っていた。
長野冬季オリンピックとかSMAP「夜空のムコウ」とか
モーニング娘。「モーニング・コーヒー」を脳内リプレイ
していただけると「長い間」の全国ヒットには、やや早い
時期だったと実感していただける…かな、歌謡曲通には(^^;
さて「Best Friend」で紅白、ありかな?(^^)

それはともかく、北海道の地名。山口昌男先生もどこかで
言ってらしたと思うけど、アイヌ語の音と漢字の当て字は
“ボタンの掛け違い”と言おうか、あんまり幸福な形では
なかったということです。でも既に100年以上の歴史と
それに馴染んできてしまった住民もいる。
なかなかに奥深い問題を孕んでいるので、西東さんの考察
をまた伺ってみたいところです。
まぁ内地の地名にもヤマト言葉じゃ意味不明なのって結構
あったりしますしね。アイヌ系じゃなくて半島系も含めて。
そのへんになると『人麻呂の暗号』のトラカレさんなんか
の研究の世界。近所なのでよくビルの前を通りますけど、
最近も研究発表は続けてるんでしょうかね?

というわけで、今日は西東さんにお任せの日録でした(笑)


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